5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 の商品レビュー
文章は読みやすい。 序章が1番面白かった。 本文は、ドイツ最高!という論調で書かれている。 どうして、ドイツのような労働環境が最高なのか、経済として、社会としての切り口から分析がされておらず、まるで信仰心のようにドイツ最高!と唱え続けるだけだった。 最後に、ドイツの弱点なども書か...
文章は読みやすい。 序章が1番面白かった。 本文は、ドイツ最高!という論調で書かれている。 どうして、ドイツのような労働環境が最高なのか、経済として、社会としての切り口から分析がされておらず、まるで信仰心のようにドイツ最高!と唱え続けるだけだった。 最後に、ドイツの弱点なども書かれているのかと思ったが、 最後まで信仰心を貫いた本だった。
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フィンランドの流れからこちらも。細かい違いはあれど、基本的にはフィンランド同様プライベートを重視し、業務を時間内に終わらせるため効率の良さを追求している。厳しい労働時間規制に罰則もあり、法律を守らなければいけないという社会的合意がある。日本も同じように厳しく規制して欲しいが、本...
フィンランドの流れからこちらも。細かい違いはあれど、基本的にはフィンランド同様プライベートを重視し、業務を時間内に終わらせるため効率の良さを追求している。厳しい労働時間規制に罰則もあり、法律を守らなければいけないという社会的合意がある。日本も同じように厳しく規制して欲しいが、本書を読む限り企業側の言い分ばかり取り入れているので無理そう。働き方に関してはフィンランド、ドイツと見てきたので、他の国、特にヨーロッパ圏以外の働き方も読んでみたい。
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最近GDPがドイツに抜かされたとのことで、たまたま手に取った本。 短い時間で生産性の高いドイツ人の働き方が書かれているかと期待したが、国民性と制度の話で終わってしまい、参考にはならなかった。 強いて言うなら、ドイツ人の合理性と本来の働く目的(健康で幸せな生活を送ること)を参考に意...
最近GDPがドイツに抜かされたとのことで、たまたま手に取った本。 短い時間で生産性の高いドイツ人の働き方が書かれているかと期待したが、国民性と制度の話で終わってしまい、参考にはならなかった。 強いて言うなら、ドイツ人の合理性と本来の働く目的(健康で幸せな生活を送ること)を参考に意識改革をせよ、と言うことか。
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ドイツと日本での仕事に対する向き合い方を比較している。1日10時間労働を厳守し、残業をしないドイツ。一方、仕事の効率より属人化した頑張りにより対応していこうとする日本。ドイツを礼賛、日本を卑下している。 確かに、法制度、会社組織など残業せず仕事を終わらせるための形を作り上げている...
ドイツと日本での仕事に対する向き合い方を比較している。1日10時間労働を厳守し、残業をしないドイツ。一方、仕事の効率より属人化した頑張りにより対応していこうとする日本。ドイツを礼賛、日本を卑下している。 確かに、法制度、会社組織など残業せず仕事を終わらせるための形を作り上げているドイツに対し、日本はそのあたりはあいまいで人間関係に流されてしまっている。 長時間労働をしないためのドイツの制度はよく分かるのだが。限られた時間の中でどのようにドイツ人はパフォーマンスを上げているのかという具体的な説明はない。効率を追い求める国民性との説明に終始しているだけだ。もの足りない。 なぜドイツは日本より短い労働時間で、日本を上回るGDPを計上できる経済力を持っているのか。その具体的な方法を知りたかった。
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残業は仕事ができないことを指す、超過労働は厳罰、長期休暇を楽しむために働く。その裏にはプライベートをしっかり守り、仕事はタスクに分けて細分化され、1日にできる分だけを働き、それ以上の依頼は拒否する。共有化されて誰でもこなせるものになっている。その反面、過剰なサービスはしないどころ...
残業は仕事ができないことを指す、超過労働は厳罰、長期休暇を楽しむために働く。その裏にはプライベートをしっかり守り、仕事はタスクに分けて細分化され、1日にできる分だけを働き、それ以上の依頼は拒否する。共有化されて誰でもこなせるものになっている。その反面、過剰なサービスはしないどころか、簡単なサービスもない。制度や社会がそうなっており、いいとこ取りはなく、どっちもどっちだな。 144冊目読了。
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最も印象的だったのは「メメント・モリ」です。死を意識するから、生に誠実に向き合えるのはその通りだと思いました。そのコンセプトを人生と仕事の関係にも当てはめる合理性は非常に共感できました。特に、同じ成果を上げるなら、残業時間が少ない者を評価する、というのは憧れます。憧れるだけでなく...
最も印象的だったのは「メメント・モリ」です。死を意識するから、生に誠実に向き合えるのはその通りだと思いました。そのコンセプトを人生と仕事の関係にも当てはめる合理性は非常に共感できました。特に、同じ成果を上げるなら、残業時間が少ない者を評価する、というのは憧れます。憧れるだけでなく、自分もそれに近づけるよう、生産性に徹底的にこだわりたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
P108 To doリストを作り、優先順に対応する 10時間勤務で締め切りまでに終えられないと判断したら上司に率直に打ち明ける その日にやるべきことを決めて、全力投球する OutlookやGoogleカレンダーに仕事を入力し、終わったら消すスタイルもあり
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働き方について先進的なドイツと多くの問題点を抱える日本を比較紹介する内容。特に見習うべきだと感じたのはドイツ人の根本的な考え方だ。1つ目は『残業をして得られる成果は全く評価されない』、2つ目は『不当な働き方を強いるような企業の社員は皆すぐ辞めて行く』の2つだ。この感覚があるからこ...
働き方について先進的なドイツと多くの問題点を抱える日本を比較紹介する内容。特に見習うべきだと感じたのはドイツ人の根本的な考え方だ。1つ目は『残業をして得られる成果は全く評価されない』、2つ目は『不当な働き方を強いるような企業の社員は皆すぐ辞めて行く』の2つだ。この感覚があるからこそ、法整備も伴い、効力を発揮するのだと思う。この感覚が日本人に根付かない限りドイツのようにはなれない。同じく先の大戦での敗戦、復興を経験した国同士がどうしてこうも違うのか、ドイツ人の国民性に繋がる歴史的背景も調べてみたいと思う。
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『ドイツと日本「労働」の違い』 ・強い力をもつドイツの労働組合 ・長期休暇を取得可能なドイツの社内体制 ・会社側・社員側に具体的な決罰ルールと罰則 大きな違いは温情主義の差だろうか。日本にとってドイツ式は諸刃の剣かもしれない。
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