蚤とり侍 の商品レビュー
◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第九回 ・・・ 第九回 「蚤取り侍」 ・・・ これをミステリーに入れてもいいのか?は微妙だけど(どっちかっていったら時代劇だろうなぁ)他に紹介するばしょがないから、いいや、ここで……。 今年、映画化されるそうで、いま、本屋に平積みされてますが、時...
◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第九回 ・・・ 第九回 「蚤取り侍」 ・・・ これをミステリーに入れてもいいのか?は微妙だけど(どっちかっていったら時代劇だろうなぁ)他に紹介するばしょがないから、いいや、ここで……。 今年、映画化されるそうで、いま、本屋に平積みされてますが、時代劇、読まない人でも小説が好きな人にはおすすめ。 なんてったって、めちゃうまい! プロの物書きってこういうのを言うんだろうなぁ、とため息がでる。 ストーリーは、無職になって飢え死に寸前になった武士が、蚤取り侍になる話で 蚤取り侍というのは、毛皮を持って猫の蚤取りはいらんかぇ? と呼び回って歩く商売……。 その毛皮を猫に巻くと、蚤は暖かい毛皮の方に移る……というわけ。 実際に蚤取りすることもあるけどそれは口実で、要するに男娼(男偏の文字がない!)なわけですよ。 中高年の淋しい女たちはたいてい猫を飼っているから、という、なんとも日本的なノウハウですね。 傷のない名品なのに全然有名じゃなくて何でだろうと思ってたんですが、わかってる人がいたようで(映画化万歳!)嬉しいですわ。 映画がどうなるかはわかんないけど。 とりあえず、買って読んで損はないぞ。 楽しいひとときが過ごせます。 2018年04月03日
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