エッグマン の商品レビュー
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優しい物語。 自分も卵料理大好きなのでサトジに作ってもらいたい(笑) 個人的にはティラミスの話が好き。 「美味しいものを食べ続けることで人間は心を落ち着かせる事ができる。満腹になれば幸せになる。それが人間というものだろう。」
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洒落ていて、大人の恋愛の話だけど清潔感があって、卵料理が食べたくなる。私が想像していたような卵料理ばかりではなかったけれど、そこも良かった。
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居酒屋で常連客としてであった元料理人のサトジと離婚歴のあるシングルマザーのマヨ。そしてマヨの娘のウフが、ゆっくりと歳月をかけて肩を寄せ合うようになっていく物語。元夫のパワハラによる心の傷、仕事と家事育児をひとりでこなす事への疲労を抱えたマヨと、学校でのいじめにひとりで耐えてきたウ...
居酒屋で常連客としてであった元料理人のサトジと離婚歴のあるシングルマザーのマヨ。そしてマヨの娘のウフが、ゆっくりと歳月をかけて肩を寄せ合うようになっていく物語。元夫のパワハラによる心の傷、仕事と家事育児をひとりでこなす事への疲労を抱えたマヨと、学校でのいじめにひとりで耐えてきたウフの心を、サトジの卵料理が癒していく。 タイトルのイメージ通り、角がなく、ふんわりと優しい物語でした。幸せの概念やとらえかたは人それぞれですけれど、幸せを形作るためのヒントがエッグマンの料理に象徴的にあらわれているように思えました。
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卵が大好きなので、何回も繰り返し読んでいます!卵焼きやティラミスを作る中で人と関わっていくお話し。どの食べ物のもの美味しそう!恋愛だけど、急展開などがなく、ゆるりと読むことができる。
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大人の恋愛ドラマという感じ。面白かった~。 居酒屋ゆるりの雰囲気を損なわないようにぜひ実写化してほしい! マヨは桜井ユキさんが良いと思う。
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元コックと母子家庭と居酒屋と卵料理のお話。 作中出てくる卵料理やその料理を作るエッグマンの心意気が素敵。 レシピをメモしながら楽しく読めました。
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元料理人、健在は料理アドバイス会社サラリーマンのサトジは行き付けの居酒屋で昔好きだったマヨと出会う。マヨは他の男性と結婚し子どもができたが離婚、今はウフという女の子と二人で暮らしていた。居酒屋「ゆるり」の店主や常連客とともに、サトジとマヨの恋愛模様が、サトジの作る卵料理とともに展...
元料理人、健在は料理アドバイス会社サラリーマンのサトジは行き付けの居酒屋で昔好きだったマヨと出会う。マヨは他の男性と結婚し子どもができたが離婚、今はウフという女の子と二人で暮らしていた。居酒屋「ゆるり」の店主や常連客とともに、サトジとマヨの恋愛模様が、サトジの作る卵料理とともに展開していく。 ほんわかとした大人の恋だが、老人問題やらいじめ問題やらDVやら、様々な問題がふんわり描かれている。こんな居酒屋とエッグマンが、近所に欲しい。
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『エッグマン』と言われて真っ先に思い浮かんだのが 渋谷のライブハウスだったという私は 骨の髄までバンギャルなんだなー...(´-`).。oO それはそうと『恋心を打ち明けるのに12年もの歳月を要した』と書かれてますが ...恋心、打ち明けてなくないか?...(爆) 何しろ出てくる卵料理が悉く美味そうなんだよこれが。 つってもアレですよね。 danchu的な手間もコストもハイレベルなヤツ。 朴訥なアラフォー男とせっかちなシンママと 若干電波系のセンシティブな娘さんが心を通わせていく様が 丁寧に描かれている一方で 居酒屋ゆるりの常連さんたちのおかげもあってか なかなかに賑やかなお話になっているんじゃないかなと思います。 辻仁成氏の本を読むのは下手したら20年振りくらいで 前に読んだのが『冷静と情熱のあいだ』だったので 軽く印象が違うのは当然といえば当然なのでしょうが 正直さらっと淡々と読み進められたのが驚きであり嬉しいことでした。 つーか、最近BLばっかり読んでたから 心が洗われるような気がしましたよ(爆)。
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疲れた一日の終わりに読むといいなと思える作品。 温かい気持ちになります。 本から卵料理の香りがほんのりとしてきそうです。
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一気読み。どの卵料理も美味しいんだろうなと想像できる。著者のお弁当本は読んだが小説は初めて。構成や言葉の選び方が上手いと思った。
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