リーダーは歴史観をみがけ の商品レビュー

出口治明(著者)

2023/03/11

流石に歴史についても世界史のあらゆる地域に関する知識、文学、芸術まで相当広く概要や時代感覚がないと難しい。私は世界史が得意だったとはいえ難解に感じた。
ただ筆者のあらゆる人物、そして成し遂げられた事実などへの敬意と情熱は伝わってくる。
読んでいる自分がそこまでのめり込めるものがあっただろうか。読み進める程に反省と同時に、半ば呆れるような感覚に陥り、終始ニヤけながら読んでる自分がいた。
好きな人にはたまらない、ハマらないと苦痛、何年かしたらもう一度読むだろう。

2018/05/30

本物の眼力を自分のものとするために――。ビジネスの最前線にあって、読書の達人でもある著者が精選した最新ブックガイド１０９冊！

2018/01/06

本書は読売新聞に掲載された書評をまとめたものであり、これから読む歴史書を探すのには有益な著書だが、今の自分にはまだ不要。
今はとにかく読みたい本が山積みなので、積読が解消されたらぜひ参考にしたい。

2017/11/26

＜目次＞
第１章　　世界史と出会う旅
第２章　　古代への飛翔
第３章　　芸術を再読する
第４章　　自然という叡智
第５章　　リーダーたちの悲喜劇
第６章　　現代社会への視座

＜内容＞
タイトル通り、世界史系の本が中心。そして、単価の高い本格的な学術書が多い。なかなか購入しては読めないそうだが、本腰を入れて世界史を学びたくなったら、手にしたい。
特に面白そうだったのは、『みんな彗星を見ていた』『世界を変えた１００の本の歴史図鑑』『保存修復の技法と思想』『地球の履歴書』『宇宙からいかにヒトが生まれたか』『木材と文明』『後白河天皇』『われらの子ども』あたりか…

2017/10/27

「世界に真の勇気はただ一つしかない。世界をあるがままに見ることである。そしてそれを愛することである」
ロマン・ロラン

人類史から生物史や地球史や宇宙史の歴史をみていると、
物事を俯瞰的に見る眼が養われる。

現代と過去138億年を行ったり来たりしていると、顕微鏡や望遠鏡の倍率を自由自在に操るような感覚になる。

あと10億年後には太陽が大きくなることによって、地球の水は蒸発し地球の生命の歴史は終わる。

途方もない宇宙の時間の中で、
人間の一生というのは一瞬の輝きなのだなと痛感する。

そうであれば、
尚更その一瞬を生ききる。
のびのびと生き生きと。
それが生命の使命ではないのか。