バレエ・リュス ニジンスキーとディアギレフ の商品レビュー
三年前、「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」で、 第一話の小冊子を貰いました。それがきっかけ。 “自由”を求めるニジンスキー。 “自由”を与えたいディアギレフ。 彼らの“自由”がすれ違い、別離が訪れる。 男性である二人の心情の流れと、 女性であるココ・シャネルとミシアの眼差し...
三年前、「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」で、 第一話の小冊子を貰いました。それがきっかけ。 “自由”を求めるニジンスキー。 “自由”を与えたいディアギレフ。 彼らの“自由”がすれ違い、別離が訪れる。 男性である二人の心情の流れと、 女性であるココ・シャネルとミシアの眼差しを通して、 バレエ・リュスの始まりから最盛期までを描く。 実に丁寧にバレエ・リュスについて調べています。 同じ題材の山岸涼子の「牧神の午後」と 比較読みするのも良いでしょう。
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天才の宿命なのかな。 猛烈に人を惹きつける人って、ざっくり陰と陽の2パターンがあると思うけど、ある種の陰のパターンの究極形だと思う(ちなみにバレエダンサーの陽の典型は、ニーナ・アナニアシヴィリだと思う)。 一気に読んで、ちょっと泣けた...
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