泣きたくなるような青空 の商品レビュー
初めてエッセイというものを読んだ。 筆者が思うことを連ねた文章。たまたま、図書館で手にして借りてみたが、なんだか自慢ぽい話が多くて、イマイチだった。
Posted by
ANAの機内誌に連載されていたエッセイだそうです。 意外と?楽観的というかミーハーというか。「中華料理店の王さん」という話が良かった。旅行関係ないけど。 旅に出たいですね~
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
60過ぎぐらいまで、飛行機にはよく乗ってました。タバコが吸えなくなってからも、長時間だけど仕事で我慢して、私的では2時間だから我慢して・・・。ANA、JAL、パンアメリカン、デルタ、ルフトハンザ、アエロフロート・・・。高所恐怖症なのによく乗ったものです。1968年生まれ、芥川賞作家、吉田修一氏「泣きたくなるような青空」、2017.10発行。「あの空の下で」「空の冒険」同様、ANA機内誌「翼の王国」でのエッセイです。「おべんとうの時間」も人気ですね(^-^)
Posted by
夜明けを初めて見た記憶、大自然の中の無音の時間を過ごした記憶、色んな街の朝の風景。 自分も感動した覚えがあるけど、すっかり忘れてしまっていたその時の感情を、吉田さんが書き起こしてくれたような気がした。 読んでいて、どこか懐かしくなるエッセイ集。
Posted by
旅に出たくなる本。笑 吉田修一のエッセイは初めて読んだので、なんだか「ふーん」と思いながら読んだ。 こちらは爽やかな感じ、かななんとなく。
Posted by
朝の種類 (P81より) 朝の歌舞伎町というのはどこかぽかんと気が抜けている。 街全体が大欠伸をしているような感じで、 どういう思考の流れからなのかは自分でも説明できないが、「なんか人間っていいなー」と素直に思える。 浪速の従姉妹漫才 (P142より) こうやって大阪の親戚たち...
朝の種類 (P81より) 朝の歌舞伎町というのはどこかぽかんと気が抜けている。 街全体が大欠伸をしているような感じで、 どういう思考の流れからなのかは自分でも説明できないが、「なんか人間っていいなー」と素直に思える。 浪速の従姉妹漫才 (P142より) こうやって大阪の親戚たちと会った時というのは、 その代わりに誰かを亡くした時でもある。 祖母、伯母、伯父・・・。 そんな時、彼女たちといると、人間というのは可笑しいから笑うのではなく、 悲しい時にも笑うことがあると教えられる。 いや、本来、笑いというものが人生の可笑しみからではなく、悲しみの底から立ち上がろうとして生まれたものではないのかとさえ思われてくる。 吉田修一さんの素直な気持ちを綴っている印象。 カッコ付けず、それでも洗練された言葉が並べられている。 単行本で読める日を待って待って 読むことができて良かった。
Posted by
2冊同時発売ということで 比べて読むと違いはなんだろうと思う。 青空の景色、少し旅寄りで 夕焼けの方は作家性、生活周りといったところか ただどちらも飛行機の機内誌収録からということで 旅先の高揚感をさらに高めてくれる どちらかというとメインストリームよりも マイナー、少し外...
2冊同時発売ということで 比べて読むと違いはなんだろうと思う。 青空の景色、少し旅寄りで 夕焼けの方は作家性、生活周りといったところか ただどちらも飛行機の機内誌収録からということで 旅先の高揚感をさらに高めてくれる どちらかというとメインストリームよりも マイナー、少し外したものをチョイスしている、か? 昔のコーヒーのcmのキャッチコピーよろしく 違いのわかる男 吉田修一なので 謙遜しながらも優雅な生活というのがわかる。 その見せびらかさない静けさもまたカッコいい。
Posted by
著者の過去や仕事で訪れた旅情がありありと描かれているエッセイ。まるで、一眼レフの様。観光地の良さを描くのではなく、その土地の何気ない風景やちょっとしたシーンが、鮮やかに描写されている。国内、国外問わずでてくるが、九州出身の方はかなりノスタルジーに浸れる気がする。来年は絶対旅行しよ...
著者の過去や仕事で訪れた旅情がありありと描かれているエッセイ。まるで、一眼レフの様。観光地の良さを描くのではなく、その土地の何気ない風景やちょっとしたシーンが、鮮やかに描写されている。国内、国外問わずでてくるが、九州出身の方はかなりノスタルジーに浸れる気がする。来年は絶対旅行しよ!
Posted by
- 1