1,800円以上の注文で送料無料

コーヒーと随筆 の商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/02/03

珈琲の時間にちょうどいい長さの短編随筆集。 珈琲屋さん監修とあって、なかなかいい塩梅の玄人向きセレクト。 小説同様、読んでいて昭和的落ち着きが感じられる。 こういう随筆集って、ありそうでなかったから、存在自体が嬉しい。

Posted byブクログ

2019/12/08

自分の好きな随筆ばかりを集めて 本を出版できるなんて、 なんという贅沢だろう。 自分だったら、 誰のどんな随筆をピックアップするかな。 いつか詩集をつくろう いつか随筆集をつくろう そう思いながら、 本を読んでいくのはおもしろいかもしれない。

Posted byブクログ

2018/04/25

近代の作家たちの随筆を、コーヒーを 飲む時のお供にするとしたら…という アンソロジーです。 最初の太宰治の文章の上手さに 虜になって読みました。 オダサク・乱歩・芥川・四迷に中也…そして坂口。 大作じゃないです。どれも。 けど、読まないでいられない。 ふと、あの文に会いた...

近代の作家たちの随筆を、コーヒーを 飲む時のお供にするとしたら…という アンソロジーです。 最初の太宰治の文章の上手さに 虜になって読みました。 オダサク・乱歩・芥川・四迷に中也…そして坂口。 大作じゃないです。どれも。 けど、読まないでいられない。 ふと、あの文に会いたくなってページを開き… かたわらのコーヒーに口をつけて、その滋味に、 湯気と一緒に溜息ついて、クッキーをかじり…。 この人達も私と同じ、生きてた人達だ…。 そう、人懐かしさにうたれ… 何でもない、だけど大事なことの積み重ねで 出来てる人生に、恋々とするでしょう。 読む言葉だからこそ、味わいがある。 ナカミ喋ったら意味がない。そんな本です。 まあ、まえがきからどうぞ、飛ばさないで ご覧になって。 こんな素敵なまえがき、なかなかないです。 お供には、きっとコーヒーをお忘れなく。

Posted byブクログ