フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記(2) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
異世界で何でも屋をやってるタカヒロがのんびり過ごすために悪戦苦闘する日常系の第2巻です。 この巻では話が6本立てになっています。 1本目は収穫祭。完全な日常系です。 2本目は孤児院でシスターの変わりを務める話。楽ができると思って軽く引き受けたら、かなりえらいことになりました。 3本目は学園の話。タカヒロの受け持ち生徒たちが成果をお披露目しようとしたら、人の話を聞かない脳筋のわがまま王子様に振り回されます。 4本目は仕事に嫌気がさしたタカヒロが、妖精の庭に迷い込んでしまう話。妖精としては堕落させようとしたもの、逆に手懐けられる羽目に。 5本目は妖精の庭に迷い込んだタカヒロが戻ってきた後のユミエルの話。ユミエルの夢に妖精の庭の妖精たちが現れ、タカヒロの癒やし方を教えるものの、頓珍漢な方向に行くことに。 6本目は年越し。蕎麦の説明をスープパスタと言ってしまい憐れまれてみたり、ヒロインたちが勘違いしたりツンデレしたりして集まってきたりします。 1本1本が短いのもありますが、相変わらず読みやすいです。 病院の待ち時間で8割ほど読めました(1時間ほど待ち時間があるのもどうなんだろうとは思いますが) 時々、キャラクターと名前が一致しなくなるのが、まだまだ読み込みが甘いんでしょうかね。特に、年越し回で「庶民代表ロックヤードさん」と出てきて誰かと思ったら、ユミエルが一番上のヒロインだとしたら、2番手のヒロインであろうカオルのことでした。 もっとも、この付近は神の視点なのか、カオルの視点なのかわかりにくい場面だったのです。消去法でカオルしか残ってないのですがカオル視点で自分を「ロックヤード」と言う事はないとは思うので、あれ?となったのです。 よく読んだら、この作品の大半は神の視点だったので、「庶民代表ロックヤードさん」と表記するのも違和感が無いんですよね。キャラの印象が無かっただけで。 最近のラノベは一人称視点が多いので、一人称視点で読んでしまうくせが付いている感じがします。 なお、当然のように面白いです。ドタバタ系なのと、場面想像がし易い文章なのが良いです。
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