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雪と毒杯 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2025/01/16

オペラ界の歌姫が亡くなった。その親族たちが乗る飛行機が雪山に不時着し小さな村の宿に留まることとなる。そこで歌姫の遺言書を開くことにした。 遺産のほとんどは思いも寄らない人物が継ぐこととなり、当人も当惑していたところ、その人物も殺されてしまうという話。 探偵役が定まらず登場人物が素...

オペラ界の歌姫が亡くなった。その親族たちが乗る飛行機が雪山に不時着し小さな村の宿に留まることとなる。そこで歌姫の遺言書を開くことにした。 遺産のほとんどは思いも寄らない人物が継ぐこととなり、当人も当惑していたところ、その人物も殺されてしまうという話。 探偵役が定まらず登場人物が素人推理を積み重ねながらすすむ、最後に犯人が明かされてからはダレる 推理小説より恋愛に重きをおいた作品だと感じた

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2023/01/11

「修道士カドフェル」シリーズの著者、ピーターズの作品です。感じがかなり違うんですね。 犯人にはすっかり騙された!でも、歌姫アントニアにはやられたというところですかね。

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2022/08/18

オペラ界の大御所歌姫アントニアの臨終を看取った関係者一同8人はチャーター機での帰路の途中で悪天候の為雪山に不時着。近くの村に避難出来たが雪でその場からしばらく動けない状態に。そんな中歌姫の遺言状が開示されたが内容には不満しかない一同。財産の大部分を受け継ぐとされた長年の相手役リチ...

オペラ界の大御所歌姫アントニアの臨終を看取った関係者一同8人はチャーター機での帰路の途中で悪天候の為雪山に不時着。近くの村に避難出来たが雪でその場からしばらく動けない状態に。そんな中歌姫の遺言状が開示されたが内容には不満しかない一同。財産の大部分を受け継ぐとされた長年の相手役リチャードは新たに遺言状を作成し始めたが途中で毒殺される。誰に機会があったか、からきちんと組み上げていく推理過程はお手本の様だがその分意外性はない。しかし舞台の雪に閉ざされた村の中のホテルの雰囲気が美しい。映像映えしそう。何人かで推理していく形式だが中心人物の秘書スーザンのエキセントリック振りが駄目だ。1960年刊行なのを頭においても行動に一貫性なさ過ぎ。中心人物の魅力は大事だ。

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2021/08/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

まあまあ面白かったが、やや長かった。殺人事件と呼べるものは1件(殺人未遂を加えると2件)で、前半に起こるので後半が退屈。しかし翻訳者が上手いせいか読みやすかった。 クローズド・サークルでの遺言状発表という設定は個人的には100点。

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2021/05/04

うーん。クラシカルな映画、舞台の雰囲気。駄目じゃないけど、普通かなー。全てが平均点って感じで、ドラマでも配役に全く困らないような。文庫は電車で読む用で、あんまり期待しないで借りてるが、余りにも何もひっかかる物がなくて、ちょっとがっかり。ステレオタイプをここまで直球でやられると、な...

うーん。クラシカルな映画、舞台の雰囲気。駄目じゃないけど、普通かなー。全てが平均点って感じで、ドラマでも配役に全く困らないような。文庫は電車で読む用で、あんまり期待しないで借りてるが、余りにも何もひっかかる物がなくて、ちょっとがっかり。ステレオタイプをここまで直球でやられると、なんかな。

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2020/12/26

4- 冬に、できればクリスマスが過ぎるまでに読んだ方が良い本。諸々しっかり決着がついてスッキリする。ちょっぴり映画「ダイ・ハード」を想起させる(いやそういうお話ではないけれど)。

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2019/09/19

カドフェル修道士シリーズと同じ作者だったので。 オペラのディーバが亡くなる。 みとった人々が乗ったチャーター機が雪山に不時着し、 雪に閉じこめられた小さな村で遺言を聞くことに。 と、ここまでは多少ありがちな展開だが、 ディーバの秘書が、 わざとディーバの甥を告発したためにやや...

カドフェル修道士シリーズと同じ作者だったので。 オペラのディーバが亡くなる。 みとった人々が乗ったチャーター機が雪山に不時着し、 雪に閉じこめられた小さな村で遺言を聞くことに。 と、ここまでは多少ありがちな展開だが、 ディーバの秘書が、 わざとディーバの甥を告発したためにややこしいことに。 クリスマスに、伝説のダイヤモンドに、 そして、当然恋物語も。 憎めないディーバを初めとして 12世紀でも現代でも、人間の描き方は見事。 当然ハッピーエンドを期待していたが、期待通りで良かった。

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2019/07/10

カドフェルシリーズにも愛し合う男女が困難(殺人事件含む)を乗り越えるというパターンが割と多かったがそういう感じのエリス・ピーターズお得意の筋立て、という感じ。 綺麗にまとまっていてちょっと教訓的ですらあるところもそれらしいか。安心して読める、といった趣。

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2018/11/04

公演先で亡くなったオペラ歌手の葬儀のため、ロンドンに帰国しようとしていた故人の親戚、友人、秘書などの関係者は、飛行機の不時着により、オーストリアの山村に。吹雪のため、村から出る道は閉ざされ、電話も通じなくなっているということで、クローズドサークル。そこで故人の遺言状を巡って争いが...

公演先で亡くなったオペラ歌手の葬儀のため、ロンドンに帰国しようとしていた故人の親戚、友人、秘書などの関係者は、飛行機の不時着により、オーストリアの山村に。吹雪のため、村から出る道は閉ざされ、電話も通じなくなっているということで、クローズドサークル。そこで故人の遺言状を巡って争いが起こる。本格の王道。安心して楽しめる。

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2018/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヨーロッパのオペラ界の歌姫であるアントニア・バーンの最期を看取った関係者はチャーター機でロンドンを目指していたが、天候の悪化でオーストリアの山岳地帯に不時着をした。ようやく山村からの救助隊とともに村のホテルに着いた一行は、アントニアの遺言を開くように同行の事務弁護士を説得した。そしてその遺言は彼らの予想もしないものだった。修道士カドフェル・シリーズの作者のミステリー。

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