金木犀と彼女の時間 の商品レビュー
同じ1時間を強制的に5回繰り返すタイムリープの話。高校の文化祭に起こるので青春感もあり。 時間が繰り返されるたびに事件が大事になってくるのでグイグイと読めました。 ただ、重い話ではないのでサクッと終わりました。面白かったです。
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読みやすくスルスルと読めました。 タイムリープものは結構好きで、そこに青春が絡んできて、難しくもなく楽しむことができました。 少し軽くて物足りない感じもありましたが、これはこれでいいのかな。
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図書館の児童書コーナーでなんとなく手に取ってなんとなく借りた本。 ちょうど今期の木10ドラマ「知ってるワイフ」見てるとこだったので、出だしでいきなりおどろく。 途中展開がもどかしくてなんでや!?と何度も思ったけど、まぁそれなりに理由がつけられていたのかも。 七回死んだ男を読んだ時...
図書館の児童書コーナーでなんとなく手に取ってなんとなく借りた本。 ちょうど今期の木10ドラマ「知ってるワイフ」見てるとこだったので、出だしでいきなりおどろく。 途中展開がもどかしくてなんでや!?と何度も思ったけど、まぁそれなりに理由がつけられていたのかも。 七回死んだ男を読んだ時の興奮が懐かしい。濃いのがほしい。
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文化祭が舞台となる小説のひとつとして。 文化祭の最後に、クラスの人気男子から告白された主人公の菜月。その返事をしようとした瞬間、時間が1時間前に巻き戻されてしましました。 彼女がこの「タイムリープ」を経験するのは人生で3度目。 せっかくなら文化祭を楽しもうと思っていたところ、な...
文化祭が舞台となる小説のひとつとして。 文化祭の最後に、クラスの人気男子から告白された主人公の菜月。その返事をしようとした瞬間、時間が1時間前に巻き戻されてしましました。 彼女がこの「タイムリープ」を経験するのは人生で3度目。 せっかくなら文化祭を楽しもうと思っていたところ、なんと自分に告白するつもりだった男子生徒が屋上から転落して死んでしまうという事件が。 変わるはずのない未来がなぜ変化しているのか、その理由をつきとめ、男子生徒を救うために「5回」という限られたタイムリープの中で菜月が奮闘します。 この文化祭当日の事件描写だけでなく、文化祭の準備に取り組む高校生たちの熱量やクラス内での人間関係の摩擦などについてもシッカリと描かれており、ミステリ小説としてだけでなく、YA小説としても楽しめる作品だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
拓未に告白されたとき、菜月の人生三度目のタイムリープが始まった。 この状態に陥ると、菜月は同じ一時間を五回繰り返すことになる。 つまり菜月は、このあと拓未に五回告白されるはずだった。 しかし一回目、告白の場所に向かおうとした菜月の目の前で、拓未は屋上から墜死する。 なぜ!? チャンスはあと四回、それまでに彼の死を止める方法を、絶対に見つけなければ! 女子高生が文化祭中の校舎を駆け巡る、鮮やかな学園ミステリ! (アマゾンより引用) 伏線がきれいに回収されてスッキリした。 非現実的なお話ではあるけれど、面白かった。
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タイムリープ体質な高三の菜月が陥る人生三度目のそれ。同じ一時間を五回繰り返す筈が一度目に告白をしてくれた拓未が直前に屋上から墜死。彼の死を食い止める為に何度も校舎を駆け巡る。文化祭に賑わう高校がさわさわした感じ。友達やクラスメイトの女子たちも溌剌としていて殺人も絡むけれど淀まず秋...
タイムリープ体質な高三の菜月が陥る人生三度目のそれ。同じ一時間を五回繰り返す筈が一度目に告白をしてくれた拓未が直前に屋上から墜死。彼の死を食い止める為に何度も校舎を駆け巡る。文化祭に賑わう高校がさわさわした感じ。友達やクラスメイトの女子たちも溌剌としていて殺人も絡むけれど淀まず秋の風が吹き抜けた。
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タイプリープを使ったミステリ。この設定のものは多くありますが、謎解きだけでなく主人公の成長譚にも使っている点が好印象。
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ループもの。舞台は高校の文化祭。屋上で拓末に告白された直後、葉月のタイムリープが始まる。同じ1時間を5回繰り返すことになるはずが、なぜか1回目のタイムリープで拓末が転落死してしまう。そこまで読んで初めて、「これ、ミステリーだったの!?」と気づく。クラスメイトが殺人犯かもしれないと...
ループもの。舞台は高校の文化祭。屋上で拓末に告白された直後、葉月のタイムリープが始まる。同じ1時間を5回繰り返すことになるはずが、なぜか1回目のタイムリープで拓末が転落死してしまう。そこまで読んで初めて、「これ、ミステリーだったの!?」と気づく。クラスメイトが殺人犯かもしれないという事態が怖すぎて、誰か助けて〜、と思いながら読んだ。拓末の死を食い止めようとする中で、葉月が自分から友だちとの距離を一歩縮められたことが良かった。結局、拓末との絡みが殆どなかったから、もう少し拓末とのその後を読みたかったな。
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文化祭という舞台で,告白されるはずだったシーンが様子を変えて,あるはずのない殺人が,何度も繰り返す中で行なわれる.菜月のタイムリープという特異体質のタイムリミットは5回.1時間という枠の中でのそれぞれ違った行動にはらはらしたが,それ以上に友情や恋愛なども高校生らしく絡んで,とても...
文化祭という舞台で,告白されるはずだったシーンが様子を変えて,あるはずのない殺人が,何度も繰り返す中で行なわれる.菜月のタイムリープという特異体質のタイムリミットは5回.1時間という枠の中でのそれぞれ違った行動にはらはらしたが,それ以上に友情や恋愛なども高校生らしく絡んで,とても面白かった.
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タイムリープものミステリ。同じ一時間を五回繰り返す「リプレイ」を時たま起こしてしまう主人公。何事もない平和な文化祭の一日で、とても素晴らしい日になるはずだったのに。リプレイしたとたんになぜか起こってしまう惨事。いったい何が原因でそんなことが起こってしまうのか、そして惨事を防ぐため...
タイムリープものミステリ。同じ一時間を五回繰り返す「リプレイ」を時たま起こしてしまう主人公。何事もない平和な文化祭の一日で、とても素晴らしい日になるはずだったのに。リプレイしたとたんになぜか起こってしまう惨事。いったい何が原因でそんなことが起こってしまうのか、そして惨事を防ぐためにはどうすればいいのか。ミステリとしての謎ときもさながら、主人公の孤独な戦いが手に汗を握るサスペンスも絶品です。 リプレイの回数が限られていることもあって、リミットの迫る緊迫感と、惨劇を防げなかった絶望感とがひしひしと胸に迫りました。こんな状況に置かれたら気が狂いそうです。それでも頑張り続ける彼女は実に健気で、応援したくなりました。そして最後の時間でのあれやこれやにはとにかく感動。とてもスリリングながら、明るい楽しさと爽やかさも感じられる青春ミステリでした。青春って素晴らしい。
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