図解でわかる 14歳からのお金の説明書 の商品レビュー
中学生・高校生にとって、読みやすい造りになっていると思います。 授業で触れるであろう経済用語だけでなく、日常生活で自らが経験する(あるいは、親の姿を見たことがある)経済活動について、そのシステム(儲かる仕組みや、内包されるリスク)がどのようなものなのかを、カラーのイラストを用いて...
中学生・高校生にとって、読みやすい造りになっていると思います。 授業で触れるであろう経済用語だけでなく、日常生活で自らが経験する(あるいは、親の姿を見たことがある)経済活動について、そのシステム(儲かる仕組みや、内包されるリスク)がどのようなものなのかを、カラーのイラストを用いて紹介しています。 「お金」が発生した人類史の流れから、現金決済・クレジット決済・リボ払いなどの身近な支払方法、投資や投機・ベンチャーキャピタルなどのニュースで耳にするもその内容が良くわからない経済用語まで網羅しており、この1冊を理解すれば新聞やニュースの経済面を読む際に「何を言っているか皆目見当がつかない」という事にはならなそうです。
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元出版社勤務で現在は独立して経済・金融・ビジネスの話をビジュアル化して敷居を下げて伝える本を発刊しているインフォビジュアル研究所による本。タイトルどうり、お金と金融の歴史と概略について広く簡潔に抑えることができた。一方で、特に筆者独自の視点や特異性はない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
貨幣、金融、経済について。 写真や図解で文章をよく補足している。 ・お金は人間の壮大な想像こ産物。時代と共に変わり続ける。 →これからのお金のシステム ・人類史=お金の歴史 ・お金の5つの分類 収入、支出、借金、投資、資産 ・ライフプラン リスクとリターン、決済、預貯金、保険、年金 ・イスラム系銀行 利子は宗教上で取ってはいけない。 利益配当の形で運営 ・政策金利 ・株式会社の始まり 17世紀オランダ…貿易船の難破による破産の多発。 ←オランダ東インド会社の設立 →資本と経営の分離…株式会社 ・ペン太郎くんの株式会社設立物語 ペンギンラーメンはいかに大きくなったか。 ・白熊氏のベンチャーキャピタル ペン太郎くんの資本パートナー ・金融システム お金は全身を巡る血液である。 ・銀行の始まり ギリシア時代の両替商 「トラペザ」両替商の机…ギリシア語で銀行 ・マクロ経済学 お金の流れを数値で科学する ・経済学の始まり アダム・スミス:『国富論』自由放任主義「神の見えざる手」 ケインズ:『雇用・利子、貨幣の一般理論』政府の積極的経済への介入 フリードマン:「小さな政府」マネタリズム 新自由主義→経済のグローバル化=アメリカ化 ポスト資本主義→資本家のためから、人間のためのお金へ。 ☆“成長”を前提とした経済。新たな“成長”を見つけられるのか、“成長”に変わる何かにシフトするのか ☆14歳には難しい内容。けど、14歳が考えないといけない内容。 ☆所々もう少し情報が欲しいという箇所も。調べる起爆になるか。
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まさにお金って何?ってのを基本から説明。アメリカの新自由主義とかその後のサブプライムローンでのグダグダとか、で、もう資本主義って今のままだと限界っぽいけどこれからはSDGsみたいな考え方が大事ですよ、みたいな。 まぁ確かに世界の貧困層35億人の総資産と世界の金持ち26人の総資産...
まさにお金って何?ってのを基本から説明。アメリカの新自由主義とかその後のサブプライムローンでのグダグダとか、で、もう資本主義って今のままだと限界っぽいけどこれからはSDGsみたいな考え方が大事ですよ、みたいな。 まぁ確かに世界の貧困層35億人の総資産と世界の金持ち26人の総資産がほぼ同じとか、これからの社会は労働より投資のほうが儲かるとか、どこか狂ってるだろうと思ってしまう現実があって、これで良い訳はないよなと思うので、じゃあどう生きたらいいんだ…と変に悩み始める一冊でした。
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スッキリしてみやすいイラスト。 小難しいこともイラストのおかげでわかりやすくなっていて、頭の整理をするのに大助かりでした!
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http://www.ohtabooks.com/publish/2017/09/25105650.html
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これで子供向けなのかと思うほど、私には十分な内容。クレジットカードの仕組みや、年金についてなどが特に分かりやすかった。 購入して手元にあってもいいと思える本。
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