珈琲の旅 の商品レビュー
国立民族学博物館の図書室で見つけた。 今はAmazonでも入手見通しが立たない本らしく、ちょっと残念。 「珈琲の鬼」と呼ばれた標交紀(しめぎ ゆきとし)氏の珈琲を探究する旅の記録だった。 期待して行った土地で、理想の珈琲に巡り合えずがっかりした話や、匂いを頼りに隠れ家のような店...
国立民族学博物館の図書室で見つけた。 今はAmazonでも入手見通しが立たない本らしく、ちょっと残念。 「珈琲の鬼」と呼ばれた標交紀(しめぎ ゆきとし)氏の珈琲を探究する旅の記録だった。 期待して行った土地で、理想の珈琲に巡り合えずがっかりした話や、匂いを頼りに隠れ家のような店にたどり着く話など、ページをめくるたびにどきどきした。 また、各地で出会った焙煎や抽出の達人との情報交換の様子なども生き生きと述べられていて、高揚感が伝わってくるような感じだった。 読むと本当に美味しい旅をした気分になる。
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