スリーパー 浸透工作員 の商品レビュー
個人的に興味深いジャンルで気がつくと一気読みしていました。 伏線がどんどん繋がっていき、どんでん返しに次ぐどんでん返しの後に不気味かつ衝撃的なラスト。 オススメです!
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筒見慶太郎が主体になって、北朝鮮の工作員 倉本龍哉・坂東篤志らと戦う壮絶な物語だが、家族の絆や友人間の助け合いが滲み出てくるのをひしひしと感じた.ダッカへの便で俳優の神林貞夫と隣り合わせたのが始まりで殺人容疑をかけられた筒見.密かに日本に帰り、元の仲間 鴨居・丸岡らと動き回る.倉...
筒見慶太郎が主体になって、北朝鮮の工作員 倉本龍哉・坂東篤志らと戦う壮絶な物語だが、家族の絆や友人間の助け合いが滲み出てくるのをひしひしと感じた.ダッカへの便で俳優の神林貞夫と隣り合わせたのが始まりで殺人容疑をかけられた筒見.密かに日本に帰り、元の仲間 鴨居・丸岡らと動き回る.倉本の住まいの隣の坂本楓が重要な役割を果たす.英虞湾での真珠養殖が事件全体の起爆点だ.浸透、復帰、背乗りなど不気味な用語が出てくるが、スパイ連中が駆使する機器の怖さも実感できた.最後の展開はややドタバタ劇だったが、全般的に楽しめたと思う.
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工作員と警察と公安、そして政府と。よくよく練り込まれた内容で、最後の最後まで面白く読めた作品。個人的に諜報活動や公安・警察小説は好きな部類なので、星4つ☆☆☆☆。続編があってほしい…
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2020年2月29日読了。 ある俳優の死を巡り、元警察官・筒見と北朝鮮の工作員との間で繰り広げられる緊迫の物語。北朝鮮の背乗りの実情や次々に何かが起きる展開など、読んでいて飽きなかった。強いて言えば、リアリティがあったため、登場人物の多さと時に見られるエスパー的な能力が吉だったの...
2020年2月29日読了。 ある俳優の死を巡り、元警察官・筒見と北朝鮮の工作員との間で繰り広げられる緊迫の物語。北朝鮮の背乗りの実情や次々に何かが起きる展開など、読んでいて飽きなかった。強いて言えば、リアリティがあったため、登場人物の多さと時に見られるエスパー的な能力が吉だったのか凶だったのかは結果論として考えてしまった。
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今日一気に読んだが、評判通り、かなり面白いストーリー。全く飽きることなく最後まで展開していって、終盤のページは、どうなるんだろうとページをめくるのにドキドキしたぐらい。公安の動きや、北朝鮮の拉致や工作員もリアル。 そして、著者が茅ヶ崎出身とのことでビックリ。
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ソトニシリーズは本当に面白い。最後までプロットがわからなかった。特に楓さんがxxなんて。この終わり方、続編ありますよね?
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リアル過ぎて一気に読み続けてしまった本。 世界には知らない世界がたくさんある。 日常も危険と隣り合わせなのかもしれないから気をつけて生きよう。
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日本のスパイ物で、面白い作品。白眉なシリーズであることに異論はない! だけど、細かな枝葉が????取って付けたような読者の裏をかくためだけの意味の持たない、通じないオチになっている気がして消化不良。続編のための疑問であっても、この話のなかでは何故?が解消されない。 何故、女はその道をいったのか。 何故、彼に託したのか。 何故、母は娘の行動を許したのか? 母は、女は、何と戦っている? とても惜しい。
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裏の裏はやはり裏だった・・・・・・ ジャーナリスト竹内明の作家としてのフィクション作品初読み。自身の取材経験に基づく部分をベースにして、小説ならではの虚構を積み上げた物語は、どこまでがリアルでどこからがフェイクなのか素人にはわからない。 ただ、こんな裏の裏が裏のような防諜の世界は確かに存在するだろうし、本当に怖いのは工作員を「浸透」させているかの国なのか、国家のためと機密を貫く公安警察なのか、はたまた裏で通じながらすべてを牛耳る力を持つ議員なのか・・・ 平和に生きていくために、知らないでいる方が幸せなこともあるのだろうな~としみじみ思った。 このシリーズ終わるのかな・・・
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フィクションにありがちな「人工的な面白さ」。関連性の無い人間同士に関係があることが分かると、脳は報酬を与えられる。それがこの本で感じる人工的な面白さ。
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