生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい(01) の商品レビュー
中古書店でなんとなく手に取ったもの。 表紙や装丁ってやっぱり大事。 こちらも「なろう小説」から書籍化されたもの。 WEBでも同時に読み始めました。 200年の時を超え、仮死状態から復活したマリエラ。 変わり者の師匠のおかげで、年齢以上の錬金の技術を持っている。 師匠と森深くに...
中古書店でなんとなく手に取ったもの。 表紙や装丁ってやっぱり大事。 こちらも「なろう小説」から書籍化されたもの。 WEBでも同時に読み始めました。 200年の時を超え、仮死状態から復活したマリエラ。 変わり者の師匠のおかげで、年齢以上の錬金の技術を持っている。 師匠と森深くに住み、多くの人と交わらなかったため、 よく言えば純粋。悪く言えば警戒心などが薄く、読んでてハラハラします。 マリエラの出会う人々がみないい人ばかりで、そこは救われています。 静かに暮らしたいわりに警戒心がない天然さん。 奴隷として買い上げたジークも、 200年の時間とかそういうこと以前のズレっぷりに心配で目が離せないんだろうなぁ。 マリエラの(著者曰くの)ヒドインっぷりがいいですね。 面白いお話に出会えました。
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電子書籍で5巻まで再読。 設定も凝ってて、錬金術特化の女の子のお話。 時々読み返したくなる。 面白くて、ちょっと涙するはなし。
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巻頭が漫画で始まるので取っ付きが良いです。 イラストでの人物画もストーリーに入りやすくしてくれて、多数の登場人物に何とかついていけます。感謝。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげでスタンピードを生き延びたが、目覚めたのは200年後だった。 周囲はすっかり様変わりし、錬金術師の姿も無く、品薄のポーションは高額に。 静かに目立たず暮らすことを望むマリエラだが、危機感が無く、微妙に常識が食い違うマリエラは迷宮都市の危機に巻き込まれて行く。 登場人物がどんどん増え、戦闘シーンも多くて、漫画向きかも。
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とてもゲーム的 ポーションの作成には紙面をこれでもかと割いていますが、 特に序盤での迷宮都市などの説明がたりず心理描写もたりず 語彙も貧困でルビを振るセンスがない 勢いはあって面白かったです
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「小説家になろう」サイトではまった作品。 「なろう」サイトの中で、この作品が異色なのは、まず第一にこれが「転生フォーマット」を利用せずに、「仮死状態で200年後に目覚めた女の子が出会った異世界」というかたちで自立した世界観を構築している、そのオリジナリティにある。 また主人公は錬...
「小説家になろう」サイトではまった作品。 「なろう」サイトの中で、この作品が異色なのは、まず第一にこれが「転生フォーマット」を利用せずに、「仮死状態で200年後に目覚めた女の子が出会った異世界」というかたちで自立した世界観を構築している、そのオリジナリティにある。 また主人公は錬金術師として、一種の魔法を用いて薬剤を生成していくのだが、その精製過程のディテイルがリアルで、こちらの世界の化学の知識と、魔法の存在する世界の世界観をうまく融合させている。出版社は「ほのぼのスローライフ・ファンタジー」をキャッチフレーズにしているが、単にこれが「ほのぼの」した「スローライフ」でないことはお話がはじまって早々に、主人公が、ちょっとしたお金が手に入らないために治癒もされず死にかけた奴隷に出会うというようなシーンに現れている。 確かに主人公は直接戦闘に参加するわけでわないが、この世界自体は滅びに瀕しており、主人公のすぐ周りにいる人々はその世界を救うために必死に戦っている。登場人物もその多くは善良な人物だが、必ずしもみながそうではないし、奴隷制に代表されるような階級制度も存在し、さまざまなゆがみが存在している。 物語の展開はドラマティックで、喜びも悲しみも怒りも不安もみな味わえる。
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