人口減少と社会保障 の商品レビュー
広い視野で社会制度のありかたを解説している本で、とても勉強になりました。ただ、この本のメッセージのひとつである「タコツボ政策から脱しよう」とすれば、これまでの仕事の仕方を大きく変えることになるので、おそらく問題はものすごくたくさん出てくるのでしょう。どうやったら、その問題の解決に...
広い視野で社会制度のありかたを解説している本で、とても勉強になりました。ただ、この本のメッセージのひとつである「タコツボ政策から脱しよう」とすれば、これまでの仕事の仕方を大きく変えることになるので、おそらく問題はものすごくたくさん出てくるのでしょう。どうやったら、その問題の解決に向けて道筋をつけられるのか、そこが非常に気になりました。(2017年12月30日読了)
Posted by
社会保障に対する厚労省の考えを理解すると共に、自分自身の考えも整理できて面白かった。 斜め読みしてしまったのでもう少しじっくり読む。 ※新書等読む時は、メモ取りながら読むと自分の考え整理できるな。気づきとして記録。
Posted by
実務に基づき年金、国民健康保険、介護保険などのしくみと財政運営の現状、少子高齢化と人口減少社会に向けての打開策を述べた。もうすぐ年金をもらう身、のほほんと頂いていいのか実情を知りたくて読んでみた。 著者はミスター介護保険と呼ばれた元厚労省の役人。社会保険のしくみを、戦後国民皆保険...
実務に基づき年金、国民健康保険、介護保険などのしくみと財政運営の現状、少子高齢化と人口減少社会に向けての打開策を述べた。もうすぐ年金をもらう身、のほほんと頂いていいのか実情を知りたくて読んでみた。 著者はミスター介護保険と呼ばれた元厚労省の役人。社会保険のしくみを、戦後国民皆保険となった歴史的経緯と、財政の現状と考え方を分かりやすく説明。実務担当者にとっても考え方を整理するのに役に立つのでは。 後半で人口減少社会に向けた展望を述べているが、生涯現役で働けるうちは働くべしと言っていて、組織に属するのはもうたくさん、と思っている身には耳が痛い。
Posted by
- 1
- 2