「第六天」はなぜ消えたのか の商品レビュー

川副秀樹(著者)

2022/01/12

（借．新宿区立図書館）
最初の40ページまでが第六天（だいろくてん）の概説。残りは都内に残る関連神社や遺跡の案内（一部近県含む）。現状では第六天関係を知るための本としてはこれが一番手に取りやすく読みやすいのでは。
しかし第六天とか牛頭天王とか明治初年の廃仏毀釈時に淫祠邪教的扱いをされた信仰のことはもう少し知られてもいいのではないか。まあ、國學院あたりでは知られては困るのかもしれないが。