ヴィヒャルト千佳こ先生と「発達障害」のある子どもたち の商品レビュー

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2020/08/04

発達障害、特に自閉症スペクトラムの子どもを支援する立場の人が読むとよい。 良い意味であけすけなく書かれているため、本人や家族向けではない。 多くの事例をもとに、発達障害の特徴や当事者の戸惑いや困り感、そしてその支援方法についてまとめられている。 世の中の見え方は、一人ひとり異...

発達障害、特に自閉症スペクトラムの子どもを支援する立場の人が読むとよい。 良い意味であけすけなく書かれているため、本人や家族向けではない。 多くの事例をもとに、発達障害の特徴や当事者の戸惑いや困り感、そしてその支援方法についてまとめられている。 世の中の見え方は、一人ひとり異なる。 けれど、発達障害の傾向がある場合、それはより顕著となる。まずそれを理解することが大切だと著者は言う。一見理解できない行動の裏には、本人なりの理由や思考の流れがある。 特性を踏まえ、彼らの思いを紐解いていく作業が必要だ。そして、初めて支援ができる。 合理的配慮や二次障害の防止など、勉強になることが大変多かった。現場で是非生かしたい。

Posted byブクログ