久米宏です。 の商品レビュー
ある世代の人にとっては説明不要の人でしょう。 「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」を 国民的番組に押し上げたのは、やはりこの人の番組に 対するこだわり、姿勢、信念がそのまま内容に 盛り込まれ、視聴者がそれに共感を得たからでしょう。 特に報道番組のあり方を変えたと言われる ...
ある世代の人にとっては説明不要の人でしょう。 「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」を 国民的番組に押し上げたのは、やはりこの人の番組に 対するこだわり、姿勢、信念がそのまま内容に 盛り込まれ、視聴者がそれに共感を得たからでしょう。 特に報道番組のあり方を変えたと言われる ニュースステーションへの全身全霊を傾けた 取り組みには驚かされます。 本当に命を、人生を掛けて番組を作り上げていたのだな、 と恐れ入る内容を知ることができる一冊です。
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著者の半生記です。 著者が出演してヒットしたTV番組はどれも見た記憶があり、その裏事情がわかり楽しんで読めました。かなり詳細に書かれています。 「とにかく、ちょっとやってみるか」これは結構大切なのだ。そして、乗りかかった船は、とりあえず一生懸命漕いでみる。それぐらいのことしか人...
著者の半生記です。 著者が出演してヒットしたTV番組はどれも見た記憶があり、その裏事情がわかり楽しんで読めました。かなり詳細に書かれています。 「とにかく、ちょっとやってみるか」これは結構大切なのだ。そして、乗りかかった船は、とりあえず一生懸命漕いでみる。それぐらいのことしか人間はできないのではないか。 一生懸命舟を漕ぐ時間は、長そうでいて、短い。
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ニュースステーションの背景などが書かれており非常に面白かった。子供の頃は必ずと言っていいほど毎晩観ていたので背景を知れたのが感慨深い。
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久米さんの自伝的エッセイ。 どのようにして ・ザ・ベストテンという番組が出来たのか ・ニュースステーションとは 久米さんのTVへのあくなき挑戦が綴られる。
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BSの池上彰さんの特別インタビュー番組に久米さんがゲストとして登場した回をたまたま見ました。 「ニュースステーション」関連の話がおもしろくて、でも、池上さんとテンポやノリがあまり噛み合ってなくて、しかもあっという間に別の話題に移ってしまって、見ていてとても残念だったので、そのもの...
BSの池上彰さんの特別インタビュー番組に久米さんがゲストとして登場した回をたまたま見ました。 「ニュースステーション」関連の話がおもしろくて、でも、池上さんとテンポやノリがあまり噛み合ってなくて、しかもあっという間に別の話題に移ってしまって、見ていてとても残念だったので、そのものズバリなタイトルのこの本を読んでみました。 正直、BSのインタビューの方がおもしろかった。 インタビューで、80年代からミレニアムまでの激動の時代について、キャスターとしてどう感じていたか、を述べていたところが非常におもしろかったのですが、本ではそこは非常にあっさり触れるだけで、あとは割と想定範囲内な裏話ばかり。はっきり言って、報道の核ではなく外周にあることや、内輪の小さな物語という印象で、読んでいてやや退屈・冗長でした。まあ勝手な感想なんだけれど。 私たち大衆は、そんなに彼の思惑通りに反応していたかしら?と首をかしげてしまうことも。 TVのインタビューでも、ニュースステーション時代に起こった事件については興味深いコメントをされていましたが、現在や未来についてのコメント(トランプ政権とか北朝鮮の話)は、ちょっとズレている、という印象。 本でも繰り返し「報道は素人」と述べていましたが、確かに時事問題については素人っぽいな、という印象を強く感じた本です。素人であることと、プロであることを、悪い意味で自分の都合に合わせて使い分けていると感じた部分もありました。 とは言え、ニュースステーションとベストテンが、両方とも革命的な番組だった理由はよく分かりました。 「言いたいことが言える日本にしたい」という久米さんの番組開始時の思いには、基本的にはとても共感します。そこは想定外でとても意外でした。 (昨今の、匿名で言いたいことが何でも言えちゃう、という話とは別の話として)
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書名になっている放送史に残る二大ヒット番組。ジャンルは全く異なるが久米さんがMCとして臨んだ心構えはどちらも一緒だったのではないか、というのが読後の感想である。 否、この2つの番組だけでなく、「ぴったしカン・カン」や「おしゃれ」、「TVスクランブル」、そして過去の原点であり現在の...
書名になっている放送史に残る二大ヒット番組。ジャンルは全く異なるが久米さんがMCとして臨んだ心構えはどちらも一緒だったのではないか、というのが読後の感想である。 否、この2つの番組だけでなく、「ぴったしカン・カン」や「おしゃれ」、「TVスクランブル」、そして過去の原点であり現在の主戦場であるラジオ番組においても、久米さんは攻めの姿勢を崩さず、共演者やスタッフのみならずゲストに対しても決してブレていない。現在、ニュースステーションの代名詞のように語られてしまっている(それはあの番組の関係者にとっては非常に不本意なことと思うが)「所沢ダイオキシン事件」については、その攻めの姿勢が行き過ぎた結果でもあり、両刃の剣であることは恐らくご本人も自覚していると思われる。 私自身があっ、と思ったのは、ニュースステーションが小泉政権において「テレビと政治のいわば『不義密通の関係』」にあったことに久米さんが気づいて嫌悪感を覚えた、という下りだ。当時、あのような大改革ができる政治家は他にはいない、とある意味感服しつつ、マスコミがまんまと乗せられ、行政改革が取り返しのつかない方向に向かって行くさまを苦々しく眺める視聴者かつ当事者の立場でもあったので、当時テレビ側の当事者であった久米さんが小泉劇場の正体に気づいていたというのは少々意外であったとともに、あの旋風は最早誰に止められるものでもなかったのだ、と実感した。 もちろんこの本はそうした堅苦しい話ばかりでなく、単純にテレビ史としても面白く読めるし、久米さんの活躍をリアルタイムで視聴していた世代には懐かしいあの番組の裏話としてもとても楽しく読める本でもある。 そして久米さんや彼を取り巻く人々の武勇伝としても読める。この本に書かれていない事件も含め、昔は良かった、とは決して言ってはいけないが、番組出演者の失言や私生活の不始末に対して、昔は本当に大らかな時代だったんだな、としみじみ思わずにはいられない。
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音楽を知ったのはザ・ベストテンだったし、ニュースを見て世の中を知るようになったのもニュースステーションだった。 TBSのアナウンサーとしての苦節時代から、人気司会者、人気キャスター時代までを振り返る。 何か大きな出来事があると、久米さんはなんてコメントするんだろうって思いながらニ...
音楽を知ったのはザ・ベストテンだったし、ニュースを見て世の中を知るようになったのもニュースステーションだった。 TBSのアナウンサーとしての苦節時代から、人気司会者、人気キャスター時代までを振り返る。 何か大きな出来事があると、久米さんはなんてコメントするんだろうって思いながらニュースステーションを見ていた気がする。彼も、いろんなことを考えて言葉を選んでいたんだなということを知る。
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えっ、久米さんってタモリさんより年上だったっけ?と初めて気がつくくらい、久米さんのビジュアルのイメージは確立しているはずです。ある世代までにとっては。 気がついたときにはベストテンの司会をしていて、 そのあとはニュースステーションに落ち着いていて、 世に出る前の久米さんのことは、...
えっ、久米さんってタモリさんより年上だったっけ?と初めて気がつくくらい、久米さんのビジュアルのイメージは確立しているはずです。ある世代までにとっては。 気がついたときにはベストテンの司会をしていて、 そのあとはニュースステーションに落ち着いていて、 世に出る前の久米さんのことは、この本を読んで初めて知りました。 久米さんが、ラジオの時代とテレビの時代をつなぎ、テレビの黄金時代を作った一人なのは間違いありません。 そんな久米さんが、そのキャリアで一番の大勝負を仕掛けた日々が、本人の言葉でしっかりと描かれています。 特に40代の、今まさにキャリアのトップにあたる毎日を送っているひとにぴったりの一冊です。 カバー写真のとおり、不安げで、でも確信をもって勝負にでる瞬間に自分を重ねると、勇気がわくような気がします。
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思っていたより、かなり楽しく読みました。 でも、それだけではなく、気づきや学びが また、時代を振り返って省みることができました。 127 放送は、物を生み出すことはできない 139 皮膚感覚 177 大宅壮一の言葉 185 神は細部に宿る 204 語順 213 ニュアンスのある...
思っていたより、かなり楽しく読みました。 でも、それだけではなく、気づきや学びが また、時代を振り返って省みることができました。 127 放送は、物を生み出すことはできない 139 皮膚感覚 177 大宅壮一の言葉 185 神は細部に宿る 204 語順 213 ニュアンスのある無表情 217 自分の意見を言う 268 映ったものが真実とは限らない 298 サッカーは、野球よりもはるかに 自己犠牲が多いスポーツ 335 とにかく、ちょっとやってみるか 336 よほどの聖人でない限り、 なかなか他者のために生きるのは難しいと思う。
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目次の前に。「この本はかなり詳細です。つまり、かなり面倒な内容ともいえます〜」 はい、かなり詳細でした。 黒柳さん、ベストテン、平野レミさん、那智チャコ・・・・懐かしかったなぁ〜。
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