蒼きバラのあやまち の商品レビュー
伯爵アルバートとエドワード、双子の兄弟で出かけた旅行で命を落としたアルバート。妊娠中の妻のため自分になれ、と言い残した。兄になり、ジュリアの元に帰るエドワード。2人は周りの目には犬猿の仲と映っていた。それまで飲む・打つ・買うに明け暮れていたエドワード、その裏にはある思いが隠されて...
伯爵アルバートとエドワード、双子の兄弟で出かけた旅行で命を落としたアルバート。妊娠中の妻のため自分になれ、と言い残した。兄になり、ジュリアの元に帰るエドワード。2人は周りの目には犬猿の仲と映っていた。それまで飲む・打つ・買うに明け暮れていたエドワード、その裏にはある思いが隠されていた。兄の命を奪い、ジュリアまでも奪おうとしている罪悪感もありつつ、ジュリアへの想いを募らせるエドワード。その心理描写が突き刺さる。エドワード、五本の指に入るくらい素敵なヒーローだった。 個人的事情により、ジュリアはあまり好きになれなかった。エドワードと見抜けなかったこと、後に、自分は本当はエドワードと気づいていたかも知れないと言うところ。ずっと愛していると言うけれどアルバートへの愛情はどうしても納得できない!
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自分が誘った旅行先で兄を亡くしたヒーロー。兄には妊娠中の妻がいて… 実は兄嫁であるヒロインに惚れてたって話。今わの際での遺言で妊娠中の妻に自分の死を話すな、伯爵である自分になれ!と遺しちゃってね。過去に数回流産してるヒロインに夫の死は伝えられない。でも生まれたら言う!と思えど、も...
自分が誘った旅行先で兄を亡くしたヒーロー。兄には妊娠中の妻がいて… 実は兄嫁であるヒロインに惚れてたって話。今わの際での遺言で妊娠中の妻に自分の死を話すな、伯爵である自分になれ!と遺しちゃってね。過去に数回流産してるヒロインに夫の死は伝えられない。でも生まれたら言う!と思えど、もともと好意を抱いていた相手に愛情に満ちた目を向けられたらズルズルと引き伸ばされ、最悪の瞬間にバレちゃうし。彼らの結婚はなかなか当時では厳しいものだったけど、エピローグ読むと乗り切ったのね。"The Earl Takes All"
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