読売屋お吉 甘味とぉんと帖 の商品レビュー
「なんでそっちを向くんだ」「食べているところを笑われるといやですから」(中略)「…笑いたくなる顔ってことでしょうか」「…幸せな心持ちになる顔といってもいい」
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“スイーツ系時代小説”という事で、このジャンル好きなんですよね~。 甘味好きのお吉は、働いていた菓子処が店をたたんでしまった為、ひょんなことから読売書き見習いになります。 男所帯の読売屋で、女という事で軽んじられ、唯一の女の先輩・絹は、仕事はできるけど性格が超キツイという・・何だ...
“スイーツ系時代小説”という事で、このジャンル好きなんですよね~。 甘味好きのお吉は、働いていた菓子処が店をたたんでしまった為、ひょんなことから読売書き見習いになります。 男所帯の読売屋で、女という事で軽んじられ、唯一の女の先輩・絹は、仕事はできるけど性格が超キツイという・・何だか現代にもありがちな光景ですね。 なので、甘味時代小説でもあり、お仕事小説としても楽しめます。
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読後、とても嬉しい気持ちになりました。もっともっとこの続きを読みたいなと思いました。五十嵐佳子さん、1956年生まれ、「妻恋稲荷 煮売屋ごよみ」(2016.1)に続く「読売屋お吉 甘味とぉんと帖」、2017.9発行です。お菓子にはあったかい記憶が詰まっている。菓子が結んだ縁の話。...
読後、とても嬉しい気持ちになりました。もっともっとこの続きを読みたいなと思いました。五十嵐佳子さん、1956年生まれ、「妻恋稲荷 煮売屋ごよみ」(2016.1)に続く「読売屋お吉 甘味とぉんと帖」、2017.9発行です。お菓子にはあったかい記憶が詰まっている。菓子が結んだ縁の話。とぉんと帖とは、心の中に恋心が音をたてて落ちてくる様子を表す江戸言葉、「とぉんとくる」が由来だそうです。五十嵐佳子さんのファンになりました(^-^)
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