国語科授業を変えるアクティブ・リーディング の商品レビュー
まさに「必読書」と言えると思いました。 国語科の授業に対する考え方が凄く深まります。 特に論理的に授業を組み立てて行きたいという人には、目からウロコの内容が沢山あります。 授業実践例も、自分がやることは無い教材まで読み込んでしまいました。 続編の2巻の方は電子化されており、 ど...
まさに「必読書」と言えると思いました。 国語科の授業に対する考え方が凄く深まります。 特に論理的に授業を組み立てて行きたいという人には、目からウロコの内容が沢山あります。 授業実践例も、自分がやることは無い教材まで読み込んでしまいました。 続編の2巻の方は電子化されており、 どちらも電子版で持っておきたいと感じました ですので、こちらも電子化して欲しいです。 もっと読みたいです。 3巻も出して欲しいと思いました。
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国語教育の問題点をカバーしそうな一冊です。 授業の手順、アクティブにならない授業の例とその原因、また、文学を読むための方略など、具体的で簡潔な理論が示されています。 ありがちな先生がとにかく発問して、生徒が答えて…という授業では、本当の学力を身につけるのは難しいです。 生徒自...
国語教育の問題点をカバーしそうな一冊です。 授業の手順、アクティブにならない授業の例とその原因、また、文学を読むための方略など、具体的で簡潔な理論が示されています。 ありがちな先生がとにかく発問して、生徒が答えて…という授業では、本当の学力を身につけるのは難しいです。 生徒自身が国語で学ぶことがなんなのか、身に着く学力はどんなものなのか、そういったことが意識されないからです。 この本では、指導の手順を、アクティブ・ラーニングの研究本から引用しつつ、心理学的な視点もからめて提供しています。 とくに、「コンフリクト」→「内化」→「外化」→「リフレクション」という手順は、高校教育でも十分使えそうです。 どうしても「内容を教えている」という授業になりがちな国語の授業。問題点が多く、どう取り組めばいいのかわからなかったのですが、今年は手ごたえのありそうな本とたくさん出会い、下地を作れそうな手ごたえがあります。
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