なきたろう の商品レビュー
「この絵本の主人公「なきたろう」は異常な泣き虫で、流す涙で稲まで枯らしてしまい、村の人々も両親もほとほと困り果ててしまいます。 「なきたろう」も泣かなくなりたいと思ってはいるのですが、思うだけで、また泣けてきてしまう始末。ところが、ある日、不思議な出会いから「なきたろう」は生まれ...
「この絵本の主人公「なきたろう」は異常な泣き虫で、流す涙で稲まで枯らしてしまい、村の人々も両親もほとほと困り果ててしまいます。 「なきたろう」も泣かなくなりたいと思ってはいるのですが、思うだけで、また泣けてきてしまう始末。ところが、ある日、不思議な出会いから「なきたろう」は生まれて初めて泣くことをガマンできました。 出会いによって自分以外の他者をはじめて気づかうことができた「なきたろう」。」
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- ネタバレ
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5歳7ヶ月の息子もすぐ涙が出やすい方なので、読み聞かせの間なきたろうの行く末が気になってしょうがなかった。「つよく なれ、たろう」と声をかけ続けるお母さんの気持ちについ同調。 たろうは赤ん坊の頃から八つになっても四六時中泣き通し。ついには山に修行に出されてしまう。 たろうが泣くのを止めたきっかけは親でも友達でも天狗でもなく、困っている者たちを救おうとする自分の意思。相手を思い遣り、自分自身で強く決意した時に人は変われるんだな。 いろいろ心配になる親の気持ちに安心と焦らずに見守る目を与えてくれる絵本だった。
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3歳〜。 「成長」ものの昔話。作者は思い出のマーニーの翻訳者。作画の赤羽さんが描く絵は、本作では優しいトーンだと思いました。
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表紙を見たとき、おもしろそうと思ったけど、やっぱりおもしろかった。 ぼくも小さいころはなきたろうみたいだった。今はなかないけど、なきたろうは村のためにがまんしてえらい。 絵が、おもしろくてきれい。でも、てんぐはこわかった。(小3)
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泣いて、泣いて、泣きすぎて、かんからかんのなきたろう。天狗様も驚くほどなのですから、それはすごいものです。 お話のテンポがよい。
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なきたろうは、生まれた時からずーっとないていた。そこで、なかないしゅぎょうのために、山にいくことになったが、そこでも大声でないていた。これはたまらんと、てんぐがうちわでなきたろうをふきとばし、とおくの山の中におっこちてしまった…。 なきたろうのなきっぷりがすごくておかしい。でも、...
なきたろうは、生まれた時からずーっとないていた。そこで、なかないしゅぎょうのために、山にいくことになったが、そこでも大声でないていた。これはたまらんと、てんぐがうちわでなきたろうをふきとばし、とおくの山の中におっこちてしまった…。 なきたろうのなきっぷりがすごくておかしい。でも、なくのをやめたときにおこったことは、なかなかのことでしたよ。
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