子どもがみるみる変わるコーチング の商品レビュー

秦公一(著者)

2021/07/15

［読書］３　子どもがみるみる変わるコーチング　秦公一（２０１７）

第１章　コーチングを使うと、子どもの目が輝き始める
第２章　子どもとの関係を築く７つのコーチング・アプローチ
第３章　子どものやる気に火をつける６つのコーチング・アプローチ
第４章　子どもに自分から行動させる８つのコーチング・アプローチ
第５章　子どものために親が大切にしたい６つのコーチング・アプローチ

コーチングって最近話題ですよね〜私は教員として身に付けておきたい優先的なスキルだと思っています。
ほんとうはそうしたくないんだけれども「怒ってしまう、叱ってしまう、子どもたちを力で押さえつけてしまう」という方は是非に！！！

https://youtube.com/watch?v=C3SfL1l9Lok&feature=share

本書と読み切るに至った要因は４つ
① 著者が教員１年目の教頭先生だった（リアルなやつ）
② 自分もコーチングを受けている
③ コーチングを使って子どもと関わっていきたい
④ さてさんの動画でこの本が紹介された

「マルトリートメント」という言葉を知っていますか？知らない人はググってみてください。私はマルトリートメントをしたくないんです。
かといって、ブラックな心理テクニックで自分の思い通りにもしたくないし・・・
そんな中で、納得してよしやってみようと思えたのがコーチングです。
数々のクソみたいな生徒指導を通してなんとなくのセンスで子どもや集団をあるべき方に導いていくという才能は私にはないということがわかりました。今は「やる気を出させたいときは「ビジュアル化」を使おう」とかっていう方法を自分の中に落とし込む段階です。

実際にコーチングを意識して子どもと接すると、「お互いが納得してきもちよく、うまくいくなぁ」と思います。それは、子どもだけじゃなくて大人と関わる時も。
そのためには適切に「課題の分離」をすることが必要だし、「今」の相手に寄り添って、相手を信じて、相手の出した答えを応援するんだ。っていう前提があってこそなんだなぁと思ったります。

（あとがきより）
「教員が、そして、親が、コーチングを身に付けて、子どもと関わっていくなら、一人ひとりがきっとキラキラと輝いていくと思います。そして、子どもたちは自分なりの人生を歩み、幸せを味わうことができると信じています」

私もそう思います。教師が教える、親が進路を決める時代はもう終わりました。子どもたち一人ひとりの人権が尊重され、よりよい社会の形成者として前向きに活躍しますように。

そんな時ばかりではないんですけどね笑自分もできることがんばろーっと

2020/09/30

2度目、読み終えたので、感想を書きます。

コーチングは、本で学ぶと何となくわかった気になってしまいます。
しかし、実際にコーチングを講習などで学んでみると、そのギャップに大きな差があることがわかります。
とは言え、コーチングの第一歩として、非常に具体的な方法や、理論が書かれているので、