国家の哲学 の商品レビュー
いただきもの。分厚い(字も小さい)が、国家とは何か、なぜ国家に従うべきなのかについてのおもしろいテーマが論じられている。割当責任論のようなグローバルジャスティスの議論もあり。救助主義のあたりを中心によく読もう。
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国民は政治的責務(国家の政治制度を支持し遵守する責務)、遵法義務を負うべきかについて、カント、ホッブスをはじめとする様々な哲学家の思想を参照して検討している。自分にはやや難解ではあったが、法の支配の下、遵法義務を当然視していた、「悪法もまた法なり」が、法哲学にとってはそうではない...
国民は政治的責務(国家の政治制度を支持し遵守する責務)、遵法義務を負うべきかについて、カント、ホッブスをはじめとする様々な哲学家の思想を参照して検討している。自分にはやや難解ではあったが、法の支配の下、遵法義務を当然視していた、「悪法もまた法なり」が、法哲学にとってはそうではないことが分かり、興味深かった。
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