きっと彼女は神様なんかじゃない の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの入間さんでした。 徐々に謎が明らかになっていく感じが絶妙で、早く続きが読みたいと一気読み。この感覚が懐かしいです。 ただ、いまいち説明不足感があったりしたのが残念でした。結局世界はどうしてああなったのだとか、東の部族のことだとか。続きがあればいいんですけど。
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居場所を持たない二人が出会い、その中でも生まれた繋がりで寄り添っていく話。ポストアポカリプス作品は大好きだが、終末世界の風景はあまり描かれず、歪に歪んだ種族や民族の話がメイン。 あまり琴線に触れる話ではなかったが、特殊設定からの物語の作り方や文章はやはりうまいなと思いました。
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原始のような生活の集落に住む少女が神の岩で出会う女、メイ。いやまさかそういう着地をするとは…SF風味で楽しく読めた。メイが乗った宇宙船は墜落した結果タイムマシンになったり、メイの時代の一般人類が四足歩行、身体も丈夫で数百年生きられるような人体構造になっていたり…。ガールミーツガー...
原始のような生活の集落に住む少女が神の岩で出会う女、メイ。いやまさかそういう着地をするとは…SF風味で楽しく読めた。メイが乗った宇宙船は墜落した結果タイムマシンになったり、メイの時代の一般人類が四足歩行、身体も丈夫で数百年生きられるような人体構造になっていたり…。ガールミーツガールなのはたしかなんだけど、失うものもあったり。 しかし読みやすく、読後感は良い。 仄かな百合要素は私好みなので良い。 (しかしヤシロね、27人て)
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海の中で見つけた神様。 文明を捨てた代償が大き過ぎないか…。 彼女たちの計画は成功したのかもしれないが、こんな結果で本当によかったのだろうか。
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【この世界を何も知らない彼女との出逢いが、わたしの毎日を変えていく。】 『人は水の中でも、空の向こうでも息苦しくて生きられない。大地を愛せ』 それが現在に至るまで受け継がれた部族の教え。だけどわたしは海を愛した。 集落の嫌われ者なわたしは生け贄となって、海の底に沈む神の岩へ...
【この世界を何も知らない彼女との出逢いが、わたしの毎日を変えていく。】 『人は水の中でも、空の向こうでも息苦しくて生きられない。大地を愛せ』 それが現在に至るまで受け継がれた部族の教え。だけどわたしは海を愛した。 集落の嫌われ者なわたしは生け贄となって、海の底に沈む神の岩へ向かう。そこで出会ったのは、長い眠りから覚めたばかりの自称神様だった。 「私はあなたと旅に出たい。ずっと遠くに行きたい。この世界で、生きていたい」 独りぼっちの少女と、無知な神様の少女の、ガール・ミーツ・ガール、ストーリー。
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