櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白 の商品レビュー
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〜プロローグ〜 せっかくの誕生日なのに体調を崩してしまうなんて… それでも持つべきものは友達。 友達がお祝いしてくれるだけで、その年の誕生日は素敵な思い出になる。 もちろん家族からのお祝いも嬉しいし特別な日に変わりはない。 〜第壱骨〜 櫻子さんとの旅行は羨ましい。 櫻子さんの行きたいところの旅行だけど、櫻子さんがいるだけで知識が増えるいい旅になりそう。 今回のお話では正太郎くんのお兄さんも含めた旅行。 正太郎くんからしたら、ふたりがどうなるのかハラハラドキドキする旅だろうな。 案の定ふたりはあまり仲良くなったようには見えない。 正太郎くんとお兄さんの親戚の家での事件では、やっぱり櫻子さんがいつもの調子で解決! 鹿の角が漢方薬に使われてるなんてはじめて知った。 夫婦喧嘩で波乱の結末かと思いきや、お互いちゃんと愛し合ってるんだなと微笑ましい最後。 正太郎くんはやはり態度にでやすいのかな?それともお兄さんが鋭いだけなのかな? 正太郎くんの思いを見破られて、第弐骨の話が楽しみになる終わり方でした。 〜第弐骨〜 櫻子さんの骨への知識は本当に素晴らしい。 展示品を見ただけで、頭蓋骨だけ本物だとわかるなんてすごすぎる。 しかも何年前くらいのものなのかも見ただけで見当がつくとは、お見事! そして事件をしっかり掘り起こすあたり、探究心が強いんだなと思う。 櫻子さんに私だったら最後までついていきたい、真相を解明したいって思うけど、今回の正太郎くんのお兄さんみたいな態度をとるのが普通なんだろうな。 「警察に任せるべきだ」って考える人のほうが多いだろう。 でも、警察も世の中のニュースをみてるとあまり信用できなくなる。 何が正義で何が悪なのだろうか? 櫻子さんでもわからないことがあるのだなって読んでたら、確かに彼女は人の感情面には乏しいだろうと思った。 理屈や理論が論理的じゃないと納得しない、理由が曖昧なことを嫌がる。 そういう人は相手の気持ちをあまり理解できないから衝突もすごいよなぁ。 事件の真相には驚いた。 よく今までばれなかったと思う反面、ものすごく辛かっただろうなと思った。 自分が守りたい、正しいことをしたと思っても相手に伝わらない。 最終的には悲しい結末を迎えてしまった。 人の感情がすごく揺れ動くお話でした。 〜第参骨〜 読み終わってとにかく続きが気になる! 百合子ちゃんは?いいちゃんは?無事なの?どうなった? 何巻に収録されてたか忘れたけど、櫻子さんが解決した事件の子どもたちが再登場。 あのときのお話は悲しい結末だったけど、母親の気持ちが痛いほどわかるお話だった。 そのときの子どもが今回は行方不明! この話は絶対に子どもから目を離さないって教訓になる。 私も気をつけなくてはと、改めて思った。 そして後半では子どもだけでなく、この事件に百合子ちゃんも巻き込まれてるかもしれない波乱の展開。 次巻に続くのがもどかしい終わり方でした。
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旅行編は意図がはっきりしない兄の態度をかなり引っ張りモヤモヤ。色々無理があるかなー。 わたしのおうちは~の方は、とんでもないところで次巻へ続く。同人誌のように薄いから次と合わせられたのでは… 磯崎先生をそっと推しておく。
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周りをじわじわと、縁取りをなんだかゾワゾワとってところから、ぐっと近い距離まで手が伸びてくる。このコントラストは効きますね。周りの話でじんわりとと思っていたところに、不穏な主人公の周りの動き。でもって、一気に近いところに及ぶ毒牙。なもので、読んでいる方も一緒に防御の体制が取れてい...
周りをじわじわと、縁取りをなんだかゾワゾワとってところから、ぐっと近い距離まで手が伸びてくる。このコントラストは効きますね。周りの話でじんわりとと思っていたところに、不穏な主人公の周りの動き。でもって、一気に近いところに及ぶ毒牙。なもので、読んでいる方も一緒に防御の体制が取れていない状況で、ぐっときます。で、続くと来たもんだから、こいつは、すわ、クライマックスかというテンションが上ります。
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【再読】正太郎のもとに兄・篤志から、二人で旅行しようという連絡が入る。行き先を悩む正太郎に櫻子が告げたのは足寄と網走。櫻子とともに道東を目指すことになった兄弟が旅先で出会ったものは…。親戚の家で聞いた失われた鹿の頭部に纏わる謎に迫る第壱骨。オチが微笑ましい。網走の博物館で見た、三百年前の『引き裂かれた二人』の遺骨展示に端を発する悲劇を描く第弐骨。救いがなくて心が痛い…。いいちゃんと百合子に危機が迫る第三骨。やつれるほど疲弊していたはずの百合子に何が起こったのか心配でならない。シリーズ初の”次巻に続く”。
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「帰ったら、2人で旅行しよう。」 兄からの突然の誘いに正太郎は戸惑う。その話を櫻子さんにすると骨関係の展示がある足寄と網走の地を提案され、何故か櫻子さんも同行することになる。果たして3人での旅行は、どのような影響をもたらすのか。 突然旅行に行こうとした兄の思いがなかなか分からな...
「帰ったら、2人で旅行しよう。」 兄からの突然の誘いに正太郎は戸惑う。その話を櫻子さんにすると骨関係の展示がある足寄と網走の地を提案され、何故か櫻子さんも同行することになる。果たして3人での旅行は、どのような影響をもたらすのか。 突然旅行に行こうとした兄の思いがなかなか分からなかったけど、いざ知ると自分も長女なこともあり納得できる部分があった。しかし、正太郎の中にも しっかりした考えがあり兄弟で思いが伝え合うことができて良かったと思う。
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兄弟旅行feat. 櫻子。博物館ですり替えられた本物の人骨の謎を解く。 すっかり兄の存在を忘れていたので突然出てきてびっくりした…。兄は普通の感覚の持ち主なんだなぁ。そして鴻上が真のラスボスでいいんじゃないかと思い始めた…
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お兄さんがいきなりがっつり登場して、この旅設定はちょっと唐突ではある。旅ということで、全巻通じて描かれる北海道グルメや風物詩を楽しんだ。今までで一番ええ!?なto be continued..、刊行時は気になって仕方なかっただろうな。
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旭川が題材のミステリーというから読んでみたけど、ライト過ぎて話にのめり込めないで終わってしまった。続きを読む気にもならない。主人公の語りが馴染めません。
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今回初登場の正太郎兄。私なら知らない人との旅行は嫌だな。正太郎の櫻子への想い、告げても櫻子さんは変わらなさそうだけど、それはそれで正太郎辛いだろうし。いなくなった子供と鴻上は一緒にいるのか。ファントム引っ張り過ぎて忘れてることがいっぱい。
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「ケルヌンノスの妙薬」 首から上のみ消えた鹿の使い道は。 狩猟してきた獲物の頭部だけ消えたとなると、とても奇妙で気味が悪いと感じるが彼女の様に骨のみに着眼点をおけば簡単な話ではあったな。 彼の兄が何を考えているのか検討も付かないが少なくとも彼女に対して良い印象は無く、むしろ何故付...
「ケルヌンノスの妙薬」 首から上のみ消えた鹿の使い道は。 狩猟してきた獲物の頭部だけ消えたとなると、とても奇妙で気味が悪いと感じるが彼女の様に骨のみに着眼点をおけば簡単な話ではあったな。 彼の兄が何を考えているのか検討も付かないが少なくとも彼女に対して良い印象は無く、むしろ何故付き添いを許可したのか疑問な感じだな。 「ジュリエットの告白」 すり替えられた頭蓋骨は誰の者。 あそこで働いている職員たちは15年もの歳月の間、本物とレプリカがすり替えられた事に誰も気付かないなんて欠片も知識がないのではないかと疑うレベルだな。 彼は彼女を愛していたからこそ救ったのかもしれないが、戸籍すら無く生きる幽霊となった彼女は先に逝く彼を見届けた後どう生かすつもりだったのだろう。 「わたしのおうちはどこですか・前」 楽しい一日になるはずが消えた三人。 彼女だけを責めるのはお門違いであり養子として引き取りにせよ年齢など関係は無いと思うが、このタイミングで彼の不貞が発覚したのは彼女にとってショックだろうな。 彼女の両親も色々事情はあったにせよ、あの言葉を言われたら自分のせいで強制的に介護施設へ行かなければならなくなったと余計に気持ちが揺らぐのでは。
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