Ank: a mirroring ape の商品レビュー
これちょっと私には難しかったな… 読む環境が悪かったのか、時系列では無く、恐らく物語重視で時間をポンポン飛んでいるんだけど、これがなかなかついて行けなくて感情が乗らずに進んで、その気持ちのまま読み終えたから心に何も引っかからなかった。 何かモチーフ的には『リング』の続編の『ら...
これちょっと私には難しかったな… 読む環境が悪かったのか、時系列では無く、恐らく物語重視で時間をポンポン飛んでいるんだけど、これがなかなかついて行けなくて感情が乗らずに進んで、その気持ちのまま読み終えたから心に何も引っかからなかった。 何かモチーフ的には『リング』の続編の『らせん』だったかな…あれを思い出した。 使ってるワード自体はコロナ以前はそこまで馴染みのなかった「パンデミック」やらそういうワードを使いまくってて、コロナ前にこれを読んでおいたら「進研ゼミでやったところだ!」ってなって物語自体の印象も変わったかもしれない
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YouTubeで紹介されていたことをきっかけに読みました。 初めて佐藤究先生の作品を読みましたが、想像以上に読みやすかったです。何も知識がない中で読み進めていても面白かったです。内容は難しかったですが、夢中で読んでいました。 自己鏡像認識という言葉を初めて知りましたが、テレビなどでみるチンパンジーの姿を重ねることができて想像ができました。 水に映る自分、相手の目に映る自分、自分とわかっているのに、自分ではない。これまでも当たり前に認識していたことでしたが言語化されるとなるほどと納得して考えることが多く読んでいて面白かったです。
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ジャンルはSF?ミステリ?? ものすごい読んだ覚えのある文体だと思ったらテスカトリポカの人でした。こういう構成が特徴&鏡に何某かの執着のある方なのかしら?? 内容は半分以上が騒動のパニック描写とそこに至るまでの経緯で、面白かったんだけど解決編とのバランスがちょっと微妙かなと感じました。あと都合よく槍使える原人が出てき過ぎかな?
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お盆も終わっちゃったね ってな事で、佐藤究の『Ank : a mirroring ape』 京都にチンパンジーの生態と知能についての研究所としてKMWP(京都ムーンウォッチャーズ・プロジェクト)をシンガポールの大富豪として投資家、起業家でもあるダニエル・キュイが1000億円を...
お盆も終わっちゃったね ってな事で、佐藤究の『Ank : a mirroring ape』 京都にチンパンジーの生態と知能についての研究所としてKMWP(京都ムーンウォッチャーズ・プロジェクト)をシンガポールの大富豪として投資家、起業家でもあるダニエル・キュイが1000億円を投じて建設。 そのKMWPのトップに研究者としてはまだ無名の鈴木望がキュイによって任命される。 またKMWPには世界の名だたる研究者達がヘッドハンティングされ集まり日夜、チンパンジーの研究に明け暮れているところへ、南スーダンで密猟で捕らえられたジュバCとコードネームを付けられ後にAnk アンクと名付けられるチンパンジーがやって来る。 その後にKyoto riot 京都暴動と言われる謎の殺戮暴動が京都の一部地域から段々と広がって行く…… と、内容はここまで(笑) これはオモロい! 今のコロナ禍に近い物が感じられる様な話で、フィクションじゃなくて現実に起こり得る可能性も有るんじゃ無いかと不安になります ノイズキャンセリングヘッドフォンを買わないと(笑) AI、言語、鏡、DNA、A(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)、StSat、サブターミナルサテライト反復、8分19秒、パルクール…… 難しい感じのキーワードが多いけど、きちんと説明してるのでわかりやすく、物語も時系列が過去や未来へ行ったり来たりなんで、そこが繋ぎ合うとなるほどと更に面白くなる♪ 実はこの本2年位前にも借りたけど時間が無くて読めず、今年頭位に再度借りたけどまた時間が無くて読めず、そしてこのタイミングで読めたのが良かった そんな感じのコロナ禍だからこそ今読むのがオススメな内容じゃね。 2020年47冊目
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【近未来の2026年10月26日に発生し、数万単位の死傷者を出した「京都暴動」はなぜ起きたのか?】 人々が自分の目の前にいる人間を殺し合い、未曽有の大惨劇が繰り広げられた「キョート・ライオット」。ウィルス、病原菌、化学物質が原因ではない。そしてテロ攻撃の可能性もない。事件の発端...
【近未来の2026年10月26日に発生し、数万単位の死傷者を出した「京都暴動」はなぜ起きたのか?】 人々が自分の目の前にいる人間を殺し合い、未曽有の大惨劇が繰り広げられた「キョート・ライオット」。ウィルス、病原菌、化学物質が原因ではない。そしてテロ攻撃の可能性もない。事件の発端になったのは、「鏡=アンク」という名のたった1頭のチンパンジーだった。 ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 2026年の「京都暴動」から、暴動が起きるまでの出来事をカウントダウンしながら、過去、未来へと時間軸を頻繁に変えて進む展開はスリリングだった! 「京都暴動」を引き起こした原因を探る謎が、 「人類(ホモ・サピエンス)はどうして生まれたのか」という謎に繋がっていく。 ヒトと猿人類を隔てるものは、「言語」を持つものと持たないもの。ヒトが言語を獲得した過程のところは 、『爆発物処理班の遭遇したスピン』の「量子力学」の時に感じたのと同じく佐藤究さんの「大好き」が詰まっているように感じた。知らないことを知りたいという探究心が著書と主人公の共通点なのかな、と。ただ『スピン』の「量子力学」と同様にわたしにはサッパリだったけれど笑 主人公の霊長類研究者・鈴木望が、東アフリカからきた卓越した頭脳を持つ「アンク(鏡)」という名のチンパンジーと出会ったことが「京都暴動」の引き金となるんだけれど、、、行き過ぎた研究の対象となったankの最期が可哀想でさ。 作中の「自己鏡像認識」がどこまで本当かはわからないけど、チンパンジーの母親が一日に何十回も子供の顔を覗き込むのは愛情からだと思いたい。 ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「知能とは攻撃性の制御です」 知能を失い殺し合う人間たち。暴動を止めるため 、鈴木望はたったひとり 厄災に立ち向かう。 ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 次はテトラポットでポカリスエットを飲みながら『テスカトリポカ』٩(ˊロˋ*)
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これは凄い。 類人猿の生活と研究、女性海外記者の過去、京都の類人猿研究センター総責任者の鈴木望、そして京都での大規模な暴動。 それぞれのストーリーを挟みながら、この暴動の原因を解明していくのだが映画を観ているようだった。 人類の進化、なぜ私たちが今こうやって地球上でトップに君臨して生活できているのか。 猿やチンパンジー達との決定的な分岐点は何だったのか。 ものすごく難しい話だが知識のない私でもスッと話が入ってきて(理解できないところはあるけれど)、とても読みやすい。 それにいま現在、世界中に猛威を震わせているコロナウイルスのように、人間を恐怖に陥れる存在は何もウイルスだけではないのだという衝撃。 実際、こんなことが起こってしまったらウイルスより怖い。。 ウイルスは原因不明だとしてもそこに「ウイルス」という確信的なものがあるから。 でも、この小説のように、過去、まだ人間というものが存在する大昔の進化の過程で封印された遺伝子が原因なのだとしたら、、、!!! そんなの研究者でも最上級の研究者しか分からないだろうし、話の中でもあったようにSNSが流通している現代、“音”を通して暴力的になってしまうならもう防ぎようがない。 情報はTwitterなどですぐ拡散されてリアルタイムの情報はすぐ手に入るから。。 これを読んでて悲しいのは、誰も悪くないということ。 確かにアンクにこの力を呼び起こさせてしまった望は周りから見たら悪い科学者なのかもしれない。 けれど、そこはただ進化の謎を解き明かしたいという、純粋な好奇心があっただけ。 アンクだって平和に森で暮らせていればこんな事態を引き起こさずにすんだのに。。 ダニエルキュイもそう。 彼はすごく望に信頼を寄せていたんだろうなと最後、読んでいて感じた。 シャガが生きていてホッとしたし、彼がアンクを追いかけている様子は過去と現代の遺伝子の闘いのようで、これは研究者の望は震えるほど興奮しただろうなと思った。 エピローグ後の著者・佐藤究さんがシャガを描くにあたって取材させてもらった御礼のコメントを読んで、望を想い、少し切なくなった。 映画化して欲しいけど、暴動のシーンはなかなかエグそうだから難しいかもなぁ、、
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「テスカトリポカ」を読んで、何かこの文章の感じ知ってる。 と思ったら過去に「Ank」読んでました。 ★×5付けてて、レビュー書いてないって事は、かなりアレだったんだわ。 あの時の感覚ではもうレビュー書けないんだろな~。
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京都を舞台にしたパニックSF。 原因不明の暴動が突如発生して、至る所で原始的な殺戮が繰り返される派手なオープニング。首謀者は見当たらず、既知の感染症等の疑いもない。 プログラミングされた人口知能の先にあるものは何か、ヒトと他類人猿を分けたものは何か、そうした壮大なテーマを見せなが...
京都を舞台にしたパニックSF。 原因不明の暴動が突如発生して、至る所で原始的な殺戮が繰り返される派手なオープニング。首謀者は見当たらず、既知の感染症等の疑いもない。 プログラミングされた人口知能の先にあるものは何か、ヒトと他類人猿を分けたものは何か、そうした壮大なテーマを見せながら話が心拍数高く展開していきつつ、やがて母と子のつながりの物語とヒトと類人猿のつながりの物語がリンクしていく流れは見事。 暴動の原理の妥当性は私には分からなかったものの、仮説の構築力と説得力と熱量を感じさせる刺激的な一冊でした。
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時系列が前後しながらもジェットコースターのようにストーリーが展開していく。合間に挟まれる監視カメラの無機質とも言える描写が不気味なリアリティを醸し出す。しつこいくらいの残酷で痛々しいグロ描写や理解しづらい箇所などもあるが、とてもおもしろかった。個人的にはテスカトリポカより好き。
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これは 中毒性があるなぁ テスカトリポカ 気になるけど怖いそうだし 爆発物処理班.. 面白かったし 長編も試してみようかな...と 読み始めたら どっぷりはまってしまった 人が暴徒化している場面はツラいし 小難しい 科学的な部分も多い だけど アンクの行き先が気になる 望さ...
これは 中毒性があるなぁ テスカトリポカ 気になるけど怖いそうだし 爆発物処理班.. 面白かったし 長編も試してみようかな...と 読み始めたら どっぷりはまってしまった 人が暴徒化している場面はツラいし 小難しい 科学的な部分も多い だけど アンクの行き先が気になる 望さんの 夢が どうなるのか気になる ヒトのヒトたる根源 ヒト一歩手前の世界 激しく 熱い暴力の世界の向こうに 垣間見える遠い本能の記憶 ラストは切ないけれど 妙な説得力があって あー 読んでよかった
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