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性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ の商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2019/02/01

読了。「性行為を伴うサービスは一夫一婦制に反する「本質的にいかがわしい」ものである」が、妙に納得できた。だから、結婚したら、風俗へ行ったらアカンのかとやっとわかった。

Posted byブクログ

2018/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思った以上にカタい内容で、エロの要素は皆無。 サンプルとして語られる「おんなのこ(性の売り手)」の来歴や心情、会話は愛しく、哀しい。 性風俗は顔の無い「都市」だからこそ隆盛するのだ、というくだりには納得。 それにしても、女性も、男性向けデリヘルで窓口業務として雇ってもらえるんだ…(著者はそのような形で性風俗業界に潜入し、ナマの声を拾っている)。 最古の職業である売春を否定したり、変に礼賛したりせず淡々としたスタンスに好感が持てた。

Posted byブクログ

2021/01/05

デリヘル店受付嬢としての参与観察。がんばってる。文献調査もがんばってる。ぜんたいとしてかなり優れた研究になってると思う。 基本的立場はいわゆる「セックスワーク論」の方だけど、セックスワーカーという言葉に違和感があるようで、かっこつきの「おんなのこ」を使ってるけどカッコがうざ...

デリヘル店受付嬢としての参与観察。がんばってる。文献調査もがんばってる。ぜんたいとしてかなり優れた研究になってると思う。 基本的立場はいわゆる「セックスワーク論」の方だけど、セックスワーカーという言葉に違和感があるようで、かっこつきの「おんなのこ」を使ってるけどカッコがうざいと思う。まあやむをえないのだろう。アンチ性産業論者にはかなり批判的。やっぱり(傍観者としてであれ)見てきた人は強いね。

Posted byブクログ