超・戦略的!作家デビューマニュアル の商品レビュー
特段作家デビューとかは、全く考えていないが、作家という生き物に興味があり、購入したもの。 ただ作家という生き物について書いているのではなく、本書は作家へなるにはどうすべきかと、あくまで素人が作家になるというための方法(イガラシ・メソッド)を紹介したものであり、「小説の新人賞は一種...
特段作家デビューとかは、全く考えていないが、作家という生き物に興味があり、購入したもの。 ただ作家という生き物について書いているのではなく、本書は作家へなるにはどうすべきかと、あくまで素人が作家になるというための方法(イガラシ・メソッド)を紹介したものであり、「小説の新人賞は一種のゲーム」と言い切り、その「攻略本」とでもいったものであり、難しく考えられている小説を書くということに抵抗感を無くそうとし説明しているのには好感さえ覚える。 色々あったが、個人的にはプロットという言わば設計図が大切であることを知らされた。 妙なことに興味があったためか、自分では1日で読破した 珍しい本。
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作家になるための道のりが具体的。5W1Hに基づく100枚プロットなど非常に分かりやすく説得力がある。紹介にあるように作家志望必読の書と思われる。
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長編小説、ミステリー、出版社の主催する公募新人賞を狙う。 受賞作はミステリー系が多い。 アガサクリスティー賞、朝日時代小説大賞、鮎川哲也賞、江戸川乱歩賞、このミステリーがすごい大賞、小説現代長編新人賞、小学館文庫小説賞、小説スバル新人賞、新潮ミステリー大賞、電撃小説大賞、日経小説...
長編小説、ミステリー、出版社の主催する公募新人賞を狙う。 受賞作はミステリー系が多い。 アガサクリスティー賞、朝日時代小説大賞、鮎川哲也賞、江戸川乱歩賞、このミステリーがすごい大賞、小説現代長編新人賞、小学館文庫小説賞、小説スバル新人賞、新潮ミステリー大賞、電撃小説大賞、日経小説大賞、日本ファンタジーノベル大賞、日本ホラー小説大賞、日本ミステリー文学大賞新人賞、ばらのまち福山ミステリー文学新人賞、富士見ラノベ文藝大賞、松本清張賞、メフィスト賞、野生時代フロンティア文学賞、横溝正史ミステリー大賞 書く時間は1年間。 募集要項をよく読んで守る。 プロット作りに全力を注ぐ。100枚以上。 プロットとアイデアは違う。両輪。 リアリティが必要。警察は難しい。自分の周りのことを書くほうがリアリティーを出しやすい。 名前とキャラクターを同時に作る。中学高校のクラスメイトを使う。 時代は現代が一番書きやすい。書く時間を短縮できる。 プロットを多くするために、イベント=トラブルをたくさん作る。 偶然、はダメ。 10か月で書いて2か月推敲。書くときは勢いで書く。 審査は減点法が多い。=無難な作品。
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●審査員の気持ちになる 審査員は大量に読まなければいけない。 誤字脱字があると、即読んでもらえなくなる。
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新人賞を獲って、デビューしたい方には最適の本だと思います。 ただ、小説投稿サイトからのデビューを目指している方には、合わないと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
純文学については著者にその知識がないので、本書では除外対象とされています。つまり、この本はエンタメ作家としてデビューするためのHow To 本ということでした。 ・プロットは100枚書くこと。・そして推敲をきちんとすること。 ・審査は減点法。 ・非常識な人間は作家になれない。 ・面白い作品であっても応募した新人賞の傾向に沿わなければはじかれる。 ・情報小説としての性質が新人賞にも求められる。 ・擬態語や擬音は評価を低める。 ・偶然を用いるのはタブーで大きく減点される。 などなど、興味深いトピックと提案が並び、食い入るように読みました。
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自分としては、書くより読むほうが好きなので、作家デビューには、ほとんど興味がないのですが、著者がすすめる新人賞20や審査についてなど、元編集者らしい目の付け所が面白い。
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