絵本作家61人のアトリエと道具 の商品レビュー
これも読みたいと思ってから5年経ってしまっていたらしい。 きくちちきさんのとこが読みたくて借りました。 自然の中のアトリエも本棚も、ちきさんらしくて嬉しい。 ささめやゆきさんの、 「思ったように描けないことで自分を超えようとするか(筆は柄の先端を持って描く、太いマーカーで細い線...
これも読みたいと思ってから5年経ってしまっていたらしい。 きくちちきさんのとこが読みたくて借りました。 自然の中のアトリエも本棚も、ちきさんらしくて嬉しい。 ささめやゆきさんの、 「思ったように描けないことで自分を超えようとするか(筆は柄の先端を持って描く、太いマーカーで細い線を描く、彫刻刀は固定して版の方を動かす、ほしくない色も買っておいて絵の具が足りなくなったときに使ってみるなど)」という話が印象的だった。 100%ORANGEの、いつも人が面白いと思うものについて考えているところや、目的が見えてくると面白いという言葉、これは何で塗ったんだろう?といった感じがいいと思うところなど、らしいなーと思う。 答えよりも問題を見つけることで自分らしく面白いものが描ける。 陣崎草子さんの「透明水彩絵の具を使い出して絵を描く身体的快感を理解した」「絵画は身体運動なので画材は体との相性の良さが重要」という話や、かがくいひろしさんがパステルをゴシゴシと擦り付ける身体感覚…という話に共通点を感じる。 絵を描くことと身体活動的な要素は切り離せず、どの作家さんの作品の背景にもあるんだなぁ…と腑に落ちた感じ。 アトリエの様子や道具と紙から、いろいろな作家の人生を覗き見る。
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- ネタバレ
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アトリエや作業場が大好きな方にとっては癒しとニヤニヤが止まらない、インテリアのこだわりはともかく画材紹介はありがたい( ´ ▽ ` ) 二人で一つのユニットの方らがずっと気になってた、どう作業してるんだろって。 今も100%orangeさんはペン変わってないんだなぁと、昔のイラストレーションの本を思い出しました(´-`).。oO
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人の書棚を見るのが好き。仕事場を盗み見るのが好き。 この本はワクワクしながらページを開いた。 ヨシタケシンスケさんのアトリエとか垂涎のまと。 「もっとこっちのほうを写してー」とか思いながら読んだ。っていうか眺めた。
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作家さんのアトリエ、興味ありませんか? 机まわりはもちろん、部屋の中、本棚、使っている道具などなど。 レイアウトも素敵な一冊。 捜索のヒントがもらえるかも? 図書館スタッフ
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2021.02.18 アトリエやメイキング、作家の生の声、こう言う本が読みたかったのだ。 アナログでのこだわりの道具、机やレイアウトも「作家」ならではの世界観があって、みているだけで幸せな気分になる。
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この本もフォローしている方のレビューを読んで、早速図書館に予約。 心躍る本を教えて下さり、ありがとうございます。 ページをめくるたびに、わくわくする!そんな本だった。 加古里子さんや西巻茅子さん、親子で読み継いだ作家さんのページは、いやー、本当に言葉では上手く表現できない。 ...
この本もフォローしている方のレビューを読んで、早速図書館に予約。 心躍る本を教えて下さり、ありがとうございます。 ページをめくるたびに、わくわくする!そんな本だった。 加古里子さんや西巻茅子さん、親子で読み継いだ作家さんのページは、いやー、本当に言葉では上手く表現できない。 西巻茅子さんの「わたしのワンピース」は、私自身、幼稚園の頃にハマっていて、登園するとすぐに教室の絵本ラックに探しに行っていた記憶がある。 女子に人気の絵本だったので、なかなかじっくり読めず、買ってもらって自分でも色々なワンピースを描いたなぁ。「ふんふんなんだかいいにおい」も大好きだった。 こどもの絵は素晴らしい、という西巻さんの絵のタッチは独特で、本当にこどもが描いたような感じがする。それがまた、子どもの心を掴んで離さないのだろう。 子育てを通して出会った絵本の作家、どいかやさんや、秋山あゆ子さん。 この仕事を始めて出会った絵本の作家、いせひでこさんやヨシタケシンスケさんなど…。 他にも盛り沢山で、どの作家さんも本当にステキ! 2020.6.20
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10/9は道具の日 話題の絵本を生み出した作家14組のアトリエを訪れ、 画材、棚の小物、本棚から作家の創作のもとを紐解く。
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道具が整理されたり、無造作に置かれたり、広い机も狭い机も、作品を生み出す部屋というのは魅力的だ。窓から見える景色や古い家具など期待を裏切らない。使っている道具なども詳しく載ってて眺めるだけでも楽しい。
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