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すごいトシヨリBOOK の商品レビュー

3.5

30件のお客様レビュー

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2019/03/26

ドイツ文学者である著者が、ご自身の事を絡めて老いについてお書きになっています 誰にでもやって来る老いを心構えとともに考えを述べてらっしゃいます 確かに著者の様にお金にも心にも余裕を持ってトシヨリライフを楽しめるなら老いも楽しみに思える一冊です

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2018/12/30

ドイツ文学者の池内紀氏の著書で、トシヨリについて、自分のことを書いている。老いは誰しも必ずやってくる。どのように楽しむのか、自分なりに考えておくことが大事だ。

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2018/12/22

定年後の本にもありましたが、やはり子どもの頃から好きだったこと、まめに活動してきたこと、こういうことが生涯やりたいことなのかなと思いました。時間が出来たからといって苦手なこと、好まない環境に飛び込んでいくことはなさそうです。

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2018/11/18

P74 常にお金のことばかり 考えているのが 一番貧しい P74 お金を意識しないで 生きるのが、本当のお金持ち P84 お金を使わないで 暮らす術(OTKJ) P83 どれだけ少ないもので 生きられるかというのが知恵 ----------------- P50 他人が年寄...

P74 常にお金のことばかり 考えているのが 一番貧しい P74 お金を意識しないで 生きるのが、本当のお金持ち P84 お金を使わないで 暮らす術(OTKJ) P83 どれだけ少ないもので 生きられるかというのが知恵 ----------------- P50 他人が年寄りを作る P28 「自分の主治医は自分」 P37 「老人は醜い」 (エーリヒ・ケストナー) P37 群れて、集まって、 はしゃいで、 というのは老いの尊厳に 対する侮蔑ではないか -------------- P115 夫婦旅行は別々に 出発したほうがいい P117 自分で工夫をして 知恵を出して 自立する

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2018/09/23

・「自分はあと3年生きてみる」という延命寿命制という考え方は面白かった。 ・「3年内にこれをやらなかったら、その後もやらないだろう。だから今これをやてみる」という考え方は面白かった。

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2018/08/05

人生の先輩方たちの生き方を学ばせてもらうのも好きですね。「あ。。そういう感じになるのか?」的な学びがあった時は、嬉しい。 最近、日増しに時間の流れが速くなってきているので、どんどん学んでいき、「あの時、あれをしておくんだった・・」というような思いは少なくしていきたい。

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2018/07/29

わけ知り顔の話でもないし、薀蓄をたれるのでもないのは助かります。しち面倒臭いことを言わず、無駄な抵抗をするでもなく、あるがままを受け入れたらどうですかってこと。その現状の中で、好きなことをしたらいいのよ。そして、その時が来たら笑ってgood bye bye!

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2018/07/14
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凄く面白かった! 老いるということ、自分がその立場にならないとわからないことが読める。また、理解し難かった年寄りの行動あるある、こういうことなのねーとちょっとわかった。 カラダは老けても心は老けてない、というのは錯覚で、心は老けてないと思うこと自体がまさしく老化のしるし。心も老けるからこそこれまでと違う人生の局面が見えてくる、老いて初めて若さがわかるということ。 老いの進行、老人は過去をねつ造する。年配者同士が昔の自分について話していることはかなりフィクション。そうであってほしかった願望をいつの間にか自分で現実とすりかえる。 老いの初期では、失名症や人の話を急に横から取って自分の話に持っていく横取り症、自分が決めたものが決めた場所にないと承知できない同一志向症、せかせか症、過去すり替え症、整理整頓症など。 老いが進むと失語症、べらべら症、年齢執着症、指図分裂症。そしてさらに進むと忘却忘却症 だそう。 眠りは短い死、死は長い眠り。。。この著者の語彙力 おもしろい。

Posted byブクログ

2018/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 著者はカフカやゲーテの翻訳者としても知られるドイツ文学者。生まれが母親と同じ昭和15年ということで、自分の親の「老い」に関する認識はいかがなものかを確かめようかなと読んでみた。  が、ある意味、自分がこれから行く道の準備を進める上でも、ほどよい指南書にもなっているかなという気がして、己の「老い」も認識したりして(笑)  書籍紹介サイトに担当編集者の言葉として 「読者の半数が女性なんです。驚きました。昔の肩書きや人脈から離れられない、自立できない男性たちへの先生の厳しい視線が、共感を呼んでいるのかもしれませんね」  と、著者と同年代でもなく、あるいは同性でない読者が興味を示しているというのも面白い。  著者が70歳を迎えるにあたり「自分の観察」にとつけ始めたメモが元になっていて、著者なりの「老い」を楽しむ秘訣のようなものが披露されている。  とはいえ、それほど新しいこともなく、要は無理して抗わないというのが、老いを楽しんでいる人の共通項かなというところ。著者も、 ”老いに「抗う」のではなく、老いに対して誠実に付き合うこと。”  と記し、 ”自分の老いに関して、自分以上のスペシャリストはいない”  と意気揚々。  70歳以降のメモとのことだが、今の自分でも役立つ指摘もある; 「一度、一方的に流されてくる情報を遮断してみる。自分が本当に興味があるものは、遮断しないとわかりません。テレビの持つあの非常に安っぽい情報、安っぽい娯楽、安っぽい教養、そういうものは一度、拒否してみていいんじゃないか。」 「元同僚、元同窓といった「元」が付く人たちとの縁も遮断する。懐かしいとは思うけれど、昔話からは何も始まらない。いったん、過去に見切りをつけることです。」  役立つもなにも実践しているし、ほどほどにと心がけていることでもある。  読み終わったら著者と同じ歳生まれの母親に回そうと思っている。著者が病身の母親を自宅に呼び戻して看取った時のエピソードなども、心温まって良い。 ”そろそろ危ないんじゃないかって医者が言うから、横に蒲団を敷いて、親孝行のつもりでね、でも退屈だから電気をつけて本を読んでいたら、 「オサム、そんなので読むと目が悪くなるよ」 「うるさいな、もう!」 受験生の頃と同じになっちゃってね。”  ドイツ文学者だけに、ドイツ語にまつわるこんな引用も面白かった。 ”ドイツ語に「眠りは短い死、死は長い眠り」という言い方があります。死は長い眠りですから、短い死を経験しておくと、長い眠りのコツがわかっていいかもしれませんね。”

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2018/06/06

77歳の池内紀さんが書いた、老いに向き合う本。 『老いに「抗う」のではなく、老いに対して誠実に向き合うこと。老いの中で起きる面白くないことも、目を背けたり、すり替えたりしない。』 カッコいいですねぇ!しびれました! 私も今年で68歳、なんとなく、75歳で一区切りかな、と思っていた...

77歳の池内紀さんが書いた、老いに向き合う本。 『老いに「抗う」のではなく、老いに対して誠実に向き合うこと。老いの中で起きる面白くないことも、目を背けたり、すり替えたりしない。』 カッコいいですねぇ!しびれました! 私も今年で68歳、なんとなく、75歳で一区切りかな、と思っていたところなので、あと7年半でなにができるか、向き合ってみようと思います。

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