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恐竜探偵足跡を追う の商品レビュー

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2018/06/29

割と学術書寄りな内容。 原題Dinosaurs without Bones が示すように恐竜について”骨を抜きにして”、足跡や糞、巣穴、嘔吐物等々を手掛かりに恐竜が何を食べていたのか?どんな生活を送っていたのか、どんな一生だったのか?社会性は?など解き明かす。 言わば、恐竜の骨格...

割と学術書寄りな内容。 原題Dinosaurs without Bones が示すように恐竜について”骨を抜きにして”、足跡や糞、巣穴、嘔吐物等々を手掛かりに恐竜が何を食べていたのか?どんな生活を送っていたのか、どんな一生だったのか?社会性は?など解き明かす。 言わば、恐竜の骨格に肉付けするような感じ。 好奇心が刺激される。面白い。

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2017/11/20

[墨田区図書館] 「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「4. ミステリー」で紹介されていた、「謎の足跡事件 (恐竜探偵フェントン 1) 」を登録しようとしてひっかかった本書。実際に内容は知らないけれど、興味をそそる題名だったので借りてみた...

[墨田区図書館] 「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「4. ミステリー」で紹介されていた、「謎の足跡事件 (恐竜探偵フェントン 1) 」を登録しようとしてひっかかった本書。実際に内容は知らないけれど、興味をそそる題名だったので借りてみた。 そしたら案の定、子供向けではなくややマニアックな?大人向け。でも発掘作業、特に恐竜の化石などに興味がある子なら、子どもでも読んでいて少し現場や発掘作業前後に関わるそれ以外の事の関わりを伺い知れていいかも。 更に多少知識があって、実際に話や例に挙げられる発掘現場のことを名前だけでもこの本を読む前に知っていたら、きっとよりテンション上がって読める本なんだろうなぁ。

Posted byブクログ

2017/11/03

生痕学者が、骨以外の化石(足跡、吐瀉物、糞、巣、歯、胃石、共生生物、あるいは骨についた傷など)を用いて、恐竜の行動を推定していく、ニッチな仕事について述べている。主にオーストラリアの足跡群化石の解釈の変遷と自らの恐竜の巣の化石を発見する様を詳細に述べ、臨場感あふれる学者生活がわか...

生痕学者が、骨以外の化石(足跡、吐瀉物、糞、巣、歯、胃石、共生生物、あるいは骨についた傷など)を用いて、恐竜の行動を推定していく、ニッチな仕事について述べている。主にオーストラリアの足跡群化石の解釈の変遷と自らの恐竜の巣の化石を発見する様を詳細に述べ、臨場感あふれる学者生活がわかる。 また、著者は恐竜専門ではないので、現代の恐竜である鳥類との比較をふんだんに用いてその生痕、足跡パターンの読み取りを行う。これまでのところでは、木の上に巣作り、交尾、飛翔(着陸や踏切の足跡)、放尿、日光浴の足跡がどういうものかは推定できるが実際には発見されていない(また従来の骨重視の古生物学者ではどういうのがそれに当てはまるか念頭にないので見てもわかっていないかもしれない)。

Posted byブクログ

2017/07/28

【「ジュラシック・パーク」の常識を覆す!】足跡、胃の内容物や糞など骨の化石だけでは分からない恐竜たちの素顔。史上初めて恐竜の巣穴を発見した学者が生痕化石を平易に解説。

Posted byブクログ