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ビブリオ漫画文庫(文庫版) の商品レビュー

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2017/10/29

本、古本にまつわる漫画アンソロジー。 松本零士、水木しげる、つげ義春、いしいひさいち、西岸良平…豪華な顔ぶれ。

Posted byブクログ

2017/10/03

ちくま文庫の既刊本を眺めると、私の好きな倉敷市美観地区の​「わたしの小さな古本屋(田中美穂著)」​も上梓されていた。ブックオフが台頭して以来、古本屋をめぐる物語は、ほとんど風前の灯のような気がしていたのであるが、いやいや、左にあらず、ちくま文庫では古本関連の出版が相次いでいる。今...

ちくま文庫の既刊本を眺めると、私の好きな倉敷市美観地区の​「わたしの小さな古本屋(田中美穂著)」​も上梓されていた。ブックオフが台頭して以来、古本屋をめぐる物語は、ほとんど風前の灯のような気がしていたのであるが、いやいや、左にあらず、ちくま文庫では古本関連の出版が相次いでいる。今や古本屋を利用し愛重していた世代は退職して自由な時間を持ち、再び帰って来ているのかもしれない。 ここにある、古本や本への偏愛をめぐる漫画は、60年代のそれから、2010年代のそれまで、多種多様である。しかも、編者は、よくぞ見つけたな、と思うようなマイナーな雑誌や単行本から採って来ている。編集そのものが、本への愛に満ちていて、とってもよろしい。 ただ、一つだけ違和感を持ったのは、初出誌を説明した個所が横書きなのに、年代を全て漢数字にしているのである。縦書きならばわかる。何か意味があるのか?それとも編集部との連絡ミスか。 山川直人氏の味ある古本屋シリーズ、名作「栞と紙魚子」内の「古本地獄屋敷(諸星大二郎)」、思いも掛けない晩年の永島慎二に出会ったような「ある道化師の一日」等々、掌で愛でさせて頂きました。 2017年9月27日読了

Posted byブクログ

2017/08/20

北冬書房や彷書月刊に掲載された掌編は初読のものが多く、興味深い。松本零士「古本屋古本堂」は子供のころに読んだ原体験作品の一つだった

Posted byブクログ