カルマ真仙教事件(中) の商品レビュー
- ネタバレ
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地下鉄サリン事件発生から逮捕された幹部医師の自供開始まで。 強制捜査の描写が公安が担当したサティアンしか描かれていないのが残念。作者も他の場所がどうだったかは詳しくは知らないのかもしれないけど、できたら全サティアンの様子を読んでみたかった。 それにしても教団に金ありすぎだろ……。全財産寄付した人もかなりいたみたいだしね。 しかしこれだけの大事件が起きても無条件で協力しあう、とはいかないのね、警察。普段が普段なだけにそう簡単にはいかないのか。 年月がたちすぎて、事件に関してどうしても「懐かしい」って感想が浮かんでしまう。何事においてもいい傾向ではないな。
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強制捜査の寸前、許してしまった地下鉄サリン事件、慙愧に堪えないテロ事件だった…。とはいえ、ストーリーは現実の生々しさをよそに事件をなぞっているだけのようで退屈だ。上巻でやめようと思いながらつい中巻を手に取ってしまったことを後悔。
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図書館で借りた本。 上巻に続いて、オウム事件をもとにしたフィクション。フィクションとはいえ、ぼんやりと覚えている事件がそのまま出てくるので、あの時水面下でこんなことも起こっていたんだと改めて知ることになりました。中巻では、とうとう地下鉄サリン事件が起こってしまい、教団ナンバーツー...
図書館で借りた本。 上巻に続いて、オウム事件をもとにしたフィクション。フィクションとはいえ、ぼんやりと覚えている事件がそのまま出てくるので、あの時水面下でこんなことも起こっていたんだと改めて知ることになりました。中巻では、とうとう地下鉄サリン事件が起こってしまい、教団ナンバーツーも刺殺され・・・。早く下巻が読みたいです。
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どこからフィクションなのかわからないが、現実のあれそのものとして読んだ。つくづく、宗教というものは罪なものだな。とはいえ、なんらかの拠り所は必要なのだろう。自分がそうならないとは言い切れない。しょせん他人事などとは絶対に言えない。
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公安部鷹田は嗚咽し、雪辱を誓うが―。 カルマ真仙教教団施設への強制捜査が二日後に迫った朝だった。都内地下鉄車内で毒ガスが撒かれたとの一報に、公安部鷹田は愕然とした。どこから情報が漏れたのか。多数の被害者を出した駅で鷹田が見た惨状とは。
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