刀傷 の商品レビュー
第六弾 傷を負った武士の往診を頼まれたが、翌日無かったことに 一方義父が憧れる商家の嫁が謎の失踪 不思議な因縁で二つの件が結び付いたとき悲しいも貞淑な妻の姿が 一方医者とは、悩みながらも進み、新たに出雲藩藩医の話が、裏がありそうだが 全く別の件での襲撃が事件をより分かり難く
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別々に発生した二つの事件が絡み合う。 肩や、刀疵を持つ侍。幻宗と新吾は急な呼び出しで傷口を縫った。 そして義父の往診先の商家で楚々とした美しい内儀と手代が出先から帰ってこないという事件。 次から次へ、何度も事件を探る新吾は命をつけ狙われる。 旗本が絡んだ事件ながら被害者は町人...
別々に発生した二つの事件が絡み合う。 肩や、刀疵を持つ侍。幻宗と新吾は急な呼び出しで傷口を縫った。 そして義父の往診先の商家で楚々とした美しい内儀と手代が出先から帰ってこないという事件。 次から次へ、何度も事件を探る新吾は命をつけ狙われる。 旗本が絡んだ事件ながら被害者は町人。 難しい事件だが、今回も、新吾は医療に生き方に真剣だ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幻宗と新吾が、往診し、手当をしたのに、翌日は往診したら、ケガ人などいないと追い払われることから、話が進んでいく。 怪我人の正体も、そして、その傷も刀傷であった事など、、、、そして、女将と手代の行方不明などが、関わって来る。 最初の、新吾が、赤ひげの如く、無報酬で、医師を望んでいた事に、考えが、変わって来ているのだが、やはり、人が良い。 良すぎるから、又読みたくなるのだろうけど、、、 最後の松江藩の藩医になる話を受ける事にした新吾だが、幻宗の最後の言葉が、気になる。 続きを読まないと、、、と、思ってしまった。
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20171216 今回は、作者の考えている全体構成の中での転換点のようだ。次回から玄宗の謎に近づくような気がする。新吾の成長物語なのだが結局は玄宗の生きて来た道を追い掛けることで読者をつかんでいるような気がする。次も楽しみだ。
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201708/巻を増すごとに養父の人間味や優しさが出てきて、読み始めの印象とはだいぶかわってきてるのも面白い。
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