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月蝕楽園 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物語の1/3を読んだくらいで、タイトルと合わせて考えると結末が何となくわかってしまって、物足りなかった。 悲しみ、痛み、恐れ等、葛藤が描かれている。 短編は苦手かも…

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2022/09/04

2022.9.4 53 朱川湊人ハンパない。久しぶりにこの、マイノリティなんだけど、どこか郷愁を感じる世界観に入ることができた。うさみりんにもどことなく通じる感じがある。

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2020/07/02

うわぁ、好き。朱川暫定ベスト更新。 「命は父さんと母さんにもらったけど、人生は僕自身のものだ」 泣けたなぁ。泣けた。 自分の情熱を注ぐ矛先を知っている人は美しいなぁ。 心に枯れない泉を持ってる人は強いなぁ。 あぁ、泣ける。好き。

Posted byブクログ

2018/01/06

朱川湊人に黒朱川と白朱川があるとすれば…… 黒乙一と白乙一のように。 ノスタルジックで切なくて温かいほうの朱川湊人も素晴らしいけれど、私はダークで救いのないほうの朱川湊人がより好きだ。 これまで「花まんま」や「わくらば日記」などなど読んでいて、最近、初めて読んだデビュー作「都市...

朱川湊人に黒朱川と白朱川があるとすれば…… 黒乙一と白乙一のように。 ノスタルジックで切なくて温かいほうの朱川湊人も素晴らしいけれど、私はダークで救いのないほうの朱川湊人がより好きだ。 これまで「花まんま」や「わくらば日記」などなど読んでいて、最近、初めて読んだデビュー作「都市伝説セピア」でぶったまげた。こんな悪意満載の小説を書く人だったのか!と。 そして、今作だ。 嫌な物語がたくさん詰まっていて、嬉しすぎる。 嫌なものや気持ち悪いものほど、チラチラと気になって見てしまう経験は誰にでもあると思う。 そして、この短編集も、チラ見しているうちに、結局最後まで読まざるを得ない。 読んでいて楽しい物語はひとつもない。 しかし、誰にでも「わかる!」と思うことの一つや二つはきっとあるだろう。 私が好きだったのは、特に「みつばち心中」だ。 フェティッシュで官能的で、どんでん返しあり。 最悪な物語なのに、後味スッキリ。 こんな物語を他に誰が書けるというのか。 最近、幸せな人に特に読んでほしい。

Posted byブクログ

2017/09/13

こんなエロスの世界もあるんですね。みつばち心中は不思議な高揚感があります。でも、やっぱり最後は朱川先生らしい終わり方。 孔雀墜落は哀しい話しで、やっぱりこれも朱川先生ならではです。

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2017/08/22

朱川湊人著「月蝕楽園」 同性に対する恋愛、性同一性障害、外見のコンプレックスなど社会の「基準」から浮いてしまった人々の悲しみや恨み、寂しさを描いた5つの作品。 彼らは最終的に苦しみや悲しみから解放されるのだが、それは必ずしも幸せな手段による開放ではないというところに新たな悲しみを...

朱川湊人著「月蝕楽園」 同性に対する恋愛、性同一性障害、外見のコンプレックスなど社会の「基準」から浮いてしまった人々の悲しみや恨み、寂しさを描いた5つの作品。 彼らは最終的に苦しみや悲しみから解放されるのだが、それは必ずしも幸せな手段による開放ではないというところに新たな悲しみを感じる。

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