和僑 の商品レビュー
プラチナタウンの続編。プラチナタウンの成功により町長として2期目を努める山崎。老人が中期的には減少に向かう中、プラチナタウン頼りよ政策ではない若年層を呼び込む政策が必要と考える。農産物、畜産物を世界に販売することを産業の柱とする為、町長を後任に託し自らは事業を立ち上げる。目先の利...
プラチナタウンの続編。プラチナタウンの成功により町長として2期目を努める山崎。老人が中期的には減少に向かう中、プラチナタウン頼りよ政策ではない若年層を呼び込む政策が必要と考える。農産物、畜産物を世界に販売することを産業の柱とする為、町長を後任に託し自らは事業を立ち上げる。目先の利益に捉われず長期的な目線で政治を考える。政治家とはかくあるべきだ。
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★★★ 今月8冊目 プラチナタウンの続編。 プラチナタウンの成功は良かったが、20年後にはまた老人は減り過疎化していく。 どのように街をまた盛り上げるか、アメリカ進出して食で街を潤すため町長を辞めて新事業に。
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前作のプラチナタウンが最高に良かったので引き続き。 大泉洋主演のドラマも観たので、読みながら頭の中では映像が流れ、スムーズに読めてしまいました。 最終盤の選挙シーンでもう一波乱あれば... シリーズ次作も楽しみ。
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プラチナタウンができた後、町を何十年も存続させるために山崎は、緑原の食材を使った世界への輸出を考える。 アメリカから一時帰ってきた時田と、ビジネスの芽を探る。 一方で町長を脅かす存在がプラチナタウンからの町議だった。 果たして緑原の今後は?町長選の行方は!?真にビジネスに迫...
プラチナタウンができた後、町を何十年も存続させるために山崎は、緑原の食材を使った世界への輸出を考える。 アメリカから一時帰ってきた時田と、ビジネスの芽を探る。 一方で町長を脅かす存在がプラチナタウンからの町議だった。 果たして緑原の今後は?町長選の行方は!?真にビジネスに迫っており楽しく一気読み
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「プラチナタウン」の続編。 取り上げているテーマは前作よりも興味深いものだったが、前作同様に残念ながら物語の起伏というかメリハリが効いていない。 物語が盛り上がるのは単純だが、明確な敵がいて、ピンチに見舞われて、もうダメか〜と思わせておいて最後に逆転!という構図だ。敵は犯罪者でな...
「プラチナタウン」の続編。 取り上げているテーマは前作よりも興味深いものだったが、前作同様に残念ながら物語の起伏というかメリハリが効いていない。 物語が盛り上がるのは単純だが、明確な敵がいて、ピンチに見舞われて、もうダメか〜と思わせておいて最後に逆転!という構図だ。敵は犯罪者でなくとも構わない。対立していてちょっと悪どい事をやれば十分だ。それが池井戸潤などは非常に上手い。 せっかく面白いネタだし、登場するキャラクターも悪くない。「Cの福音」などではあんなにパンチのきいた主人公を描いているのに残念だ。自分の主張や思いが溢れ過ぎて、面白く読ませるという点が疎かになっているのが、この作者の限界だろうか。
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プラチナタウンの続編。前作より面白かった。 恩田が山崎町長へかけた言葉「いまだ商社マンの血が体にたぎっている。人間、歳と共に情熱は失せ、理想よりも現実を見据える。どこか達観した気持ちになるものだが、そんな気配を微塵も感じない。」また父親の「商売は海のものとも山のものとも見えねえう...
プラチナタウンの続編。前作より面白かった。 恩田が山崎町長へかけた言葉「いまだ商社マンの血が体にたぎっている。人間、歳と共に情熱は失せ、理想よりも現実を見据える。どこか達観した気持ちになるものだが、そんな気配を微塵も感じない。」また父親の「商売は海のものとも山のものとも見えねえうちは誰も見向きもせんもんだ。ところがうまくいったとなれば、黙っていても人は集まってくる。」 社会人経験を積み、役職について少し先が見えなくなっている自身に、いずれも心に刺さった言葉でした。そして、山崎町長の「夢は叶えるためにある」 どのような環境下で働いても大切なマインドと思いました。最近、目先の事ばかり考えていた自分に気付かされました。 今回は地方創生の産業振興、農業の輸出がテーマで知らないからこその学びとなり、楽しめました。農業に限らず、日本製品を海外に輸出するとなると、いいものは受け入れられるの発想では、絶対的に難しい。日本のあらゆるものの品質、安全性は世界でも群を抜いていると思うが、グローバルで戦えるかとうと話は別である。 人口減少社会、少子高齢化はコロナの影響でこれまでの日本の推測値より加速度的に速まるのではないかと言われている。 既に地方の人口が少ない町村では待ったなしとなっており、小説の世界ではなく既に私達はこの課題に直面している世代と認識すべきだと思った。
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プラチナタウン の 続編。 間も無く 迎える"超高齢化社会"。 町の 改革派 と、踏襲派 の 対立。 紆余曲折、一つ一つ 問題解決してゆく 姿には、心が 奮い立つ。 最後まで 面白い。
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ここ最近、自分の仕事系の本ばっかり読んでいたので、 ちょっと一息ついて楡さんの小説を読んでみました。 かなり昔に読んだ「プラチナタウン」の続編にあたる本ですね。 もう昔の話過ぎて、すっかり内容を忘れていました。 まぁ、忘れていても安定的に楽しめるような作りにはなっていますが、 ...
ここ最近、自分の仕事系の本ばっかり読んでいたので、 ちょっと一息ついて楡さんの小説を読んでみました。 かなり昔に読んだ「プラチナタウン」の続編にあたる本ですね。 もう昔の話過ぎて、すっかり内容を忘れていました。 まぁ、忘れていても安定的に楽しめるような作りにはなっていますが、 それでも連続で読んだ方がより楽しめるかもしれないですね。 プラチナタウン https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4396336896#comment 今回は、町長としてプラチナタウン誘致を成功に導いた主人公が 今後の人口減少に伴う町の衰退に抗うべく次の手(海外マーケットの開拓)を打っていくというストーリー。 アメリカでのソース販売で大成功した日本人をモデルにした人などが小説内に出てきたりして、 思わずニタニタしながら、物語を楽しむことができます。 地方創成の疑似ケーススタディーとしても、優れており、 プラチナタウンと共に読むとアイデアが広がると思います。 ストーリーに劇的な展開が訪れる訳ではありませんが、 それでも楽しく経済社会小説が読める一冊だと思います。
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プラチナタウンの後の話なのですが、プラチナタウン読んでません。(またやってしまった) でも、話はわかりました。 プラチナタウンができた後、町は軌道に乗って良くなるかと思いきや、新たな問題が出てきます。 多分、これはこの先の日本でも起こりうる問題だと思います。
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プラチナタウンは成功を収めることになったが、やがて老人の人口も減少に転じることが確実な中、主人公は町長を辞めて地元産の畜産・農産物を海外向けに販売する事業を始める。⇒地方再生のモデルケースとなるのか?という話 本作のように事業を展開するには力強い特産品と販路が必要であり、簡単なこ...
プラチナタウンは成功を収めることになったが、やがて老人の人口も減少に転じることが確実な中、主人公は町長を辞めて地元産の畜産・農産物を海外向けに販売する事業を始める。⇒地方再生のモデルケースとなるのか?という話 本作のように事業を展開するには力強い特産品と販路が必要であり、簡単なことではないが、一つの地方創生ストーリーとして筆者は投げかける。老人の人口減少は老人ホーム事業の停滞と農業の担い手不足という2つの大きな問題を生み出すこととなる。一次産業を建て直して若者を地方に戻し、地方再生を!
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