夏目友人帳(22) の商品レビュー
毎度レイコさんの話には、泣かされます。 夏目もだいぶ普通の子(?)っぽくなってきて、普通に友達と一緒にうちゃうちゃできるようになってきて、成長したなあとしみじみするのである。 と、同時に、妖との付き合い方も<大人>になってきたなと思う。 ま、人間にもいい人もいれば、悪...
毎度レイコさんの話には、泣かされます。 夏目もだいぶ普通の子(?)っぽくなってきて、普通に友達と一緒にうちゃうちゃできるようになってきて、成長したなあとしみじみするのである。 と、同時に、妖との付き合い方も<大人>になってきたなと思う。 ま、人間にもいい人もいれば、悪い人もいる。妖にも、いい妖もいれば、悪い妖もいる。 そして、そのいいとか悪いとか、っていうのも相手が変われば、立場が変われば、正反対に変わる。 そういうことを、頭で理解するというのではなく、実感する、触れる、ってことが大事なんだろう。 にしても、夏目の影響は、そういうことに全く関係ないという立場だったはずの西村に…。 どうやっても、力があることは変えようがないんだよね、夏目は。 力があるというだけで、バタフライエフェクトは起こっていくのだろう。 結局のところ、レイコさんのようになってしまうのだろうか。 レイコさんは、今夏目が触れ合っているようなことを、幼少期に通り過ぎてその果てのあの澄み切って色を亡くしたような<孤独>なのだろうか。 ま、夏目にはニャンコ先生いるからな。 それが、救い。 と、スーツネクタイの的場に萌えたww
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旅館と妖の永く続く関係。 子どもとニャンコ先生のつかの間の交流。 西村くんの優しさ。 レイコが何故友人帳を作ったのか。 そして、なんとなく接点がズレた夏目と的場。 人と人、人と妖の関係が際立った巻です。
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話のバリエーションが多かったのと、各話コンパクトに収まっていたのとで、全体的な完成度は高いように思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第88~89話「名前を教えて」は、夏目の叔母レイコが妖怪に名前を書かせて「友人帳」をつくりはじめるきっかけとなった物語を描く。そこには意外にも人間の女の子ソウコとの交流が介在しており、結局彼女と友人になれなかった寂しさを紛らわせるために、レイコは2人を見守っていた妖怪と勝負しその名前を書かせてしまう。かくしてレイコは、次々と妖怪と勝負して彼らの名前を集め始める。だからこそその束は「友人帳」という名でなければならず、それは決して妖怪たちを支配するためのものではなかったのだ。その他、古旅館を愛する妖怪を描く第85~86話「表のれん」、友人西村が人形の指を拾ったばかりに廃屋の人形にかどわかされる第87話「月夜の夏目」、ほか特別編2話を収録。
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迷いながらも、信頼して頼る。夏目が成長してるな~。 西村のお話が結構好きです。どっちも嫌いじゃないってい言ってくれる西村がいいです。 一番くじのうさぎ月夜のニャンコ先生が欲しい!
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2017.9.9 読了 どの話もよかったぁ。 やっぱり 大好きです。。。 2021.6.8 再読
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「名前を教えて」レイコさん!うわあーとうとう!そうかーそれで友人帳に…。 「雨宿りの廃駅」うわあこの正体不明感、実に妖怪ものっぽい…的場さんだなあ、という感じ。こういう雰囲気すきだなあ…。 「月夜の夏目」この話好きすぎる。ミステリアス!ミステリアス夏目!
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