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なんで、「あんな奴ら」の弁護ができるのか? の商品レビュー

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2024/03/24

めちゃ面白い。あんな奴ら=私たちってとこに納得したり、個別の記述も良かったけれど、何よりどの文章も人の心を揺さぶる具体的な記述が多くて良かった。 「私の個人的な理由は私自身のものであり、他者と共有すべきものとは思わない。・・・私は、最終的に、人生を理解したいのだ」 「私は、最後は...

めちゃ面白い。あんな奴ら=私たちってとこに納得したり、個別の記述も良かったけれど、何よりどの文章も人の心を揺さぶる具体的な記述が多くて良かった。 「私の個人的な理由は私自身のものであり、他者と共有すべきものとは思わない。・・・私は、最終的に、人生を理解したいのだ」 「私は、最後はどこにいるのだ?」 「誰も彼の話を聞こうとしないときですら、郵便仕分け室で働く奴には声がある。刑事弁護人を通じて、彼の声は聞かれるのである」 こうありたいという人間像が浮かび上がるところに心惹かれている。

Posted byブクログ

2018/10/30

読みづらかったー。 十数人の刑事弁護人が「どうしてあんなやつらの弁護ができるのか」をテーマで文章を書いている。一章一人。 翻訳は弁護士さんがされたようで、テーマ的にさもありなんとは思うが、英文和訳の問題集の回答の日本語を読んでいるような文章だった。 章によってはつるつる読めるもの...

読みづらかったー。 十数人の刑事弁護人が「どうしてあんなやつらの弁護ができるのか」をテーマで文章を書いている。一章一人。 翻訳は弁護士さんがされたようで、テーマ的にさもありなんとは思うが、英文和訳の問題集の回答の日本語を読んでいるような文章だった。 章によってはつるつる読めるものもあり、原文の問題なのか翻訳の問題なのか。 テーマに対する回答は、十人十色。 キリスト教精神にもとづく回答もあれば、弁護人自身の差別体験にもとづくものもある。 アメリカの裁判制度に全く詳しくなく、タイトルに惹かれて読んだ身としては、アメリカでは驚くほどたくさんの人が逮捕されて、簡単に長い懲役を科せられてしまい、パブリックディフェンダーがいなければ、人権や更生の可能性が尊重されない危険が大きいということわかった。

Posted byブクログ