大きい犬 の商品レビュー
まさに大きい犬。家と家の間にずっと昔からいる大きい犬。その他七福神、給食のおばさん、クリスマスのケーキ売りの話など。どれも穏やかで切なくて不思議でやさしい。いやな人がいないな。小さい犬もいい。
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7本の短編からなる単行本。どれも読後感がよい。 犬好きで犬語を解する高田くんがとても大きい犬と出会う。その犬は昔は有名だったけど、今では街の目印ぐらいにしか思われていなくて退屈そう。そんな始まり。大きい犬は、途中のおまけマンガと「小さい犬」にも登場する。かわいい。 どうしても表紙の大きい犬に気持ちが持って行かれるけど、全体的にほんわかとした内容で、読み終わりの気分がよい。 公式サイトには単行本に収録されていない番外編あり。http://to-ti.in/product/bigdog 『大きい犬』ニュータウンの一棟分の土地に、大きい犬。 『七福神再び』ハイエース宝船。 『クリスマス幸子』偏屈なお母さんと初めてのクリスマスを。バイトの三田くん、気になる。 『梅・桃・桜』トーイ星まで片道3年。 『彼の友達』きゅうり、お皿。 『ホーライくん』獣人も混在する世界観で、「給食のおばさん」に憧れるホーライくん。 『小さい犬』大きい犬と小さい犬の交流。チワワ。
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優しいタッチの絵が好きです。 表題にもある大きな犬は、体は家より大きいのに、とても優しい犬なんですね。 最後の小さい犬は、最初の大きな犬との対比も面白く、なんだかほんわかするストーリーですね。 映画でも、大きな犬が出て来る作品もありましたが、見てみたいと思いました。
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めっちゃ面白かった!短編集〜 作者さんめっちゃ優しくて素敵な感性してるなおもた クリスマスの話(三田良い奴過ぎる!)と木の話と(世界観素敵!)と最後の小さな犬のチワワ可愛すぎやろ!
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表題作は表紙絵の通り、家くらいある巨大な犬がいつもの通り道に座っているというもの。ある日、犬は旅に出てしまう。 主人公は犬語が話せるが、この犬が例えば主人公だけに見えている神様で、本人にだけ幸福(もしくは不幸)を与えてくれるなんて話なら、ありふれたストーリーだけれど、これは現実世界(漫画内の)に存在している犬。そして、主人公と沖縄で再会したり、チワワと心をかわしたりする。 同様におじいちゃんが若いころやっていた七福神を再結成する(あたかもロックグループを再結成するみたいに)話とか、キツネのお揚げをメインにした料理で給食のおばさんに挑みに来るキツネ(娘がその学校に通っている)というような、現実を半歩だけはずした話が続いていく。 私はあまりぴんとこなかったけれど、ファンタジー風(微量シュール)まったりほのぼの系という、ありそうでなかったジャンルかも。
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大きい犬 七福神再び クリスマス幸子 梅・桃・桜 大きい犬・その後 彼の友達 給食のおばさんホーライくん 小さい犬 ちょっと不思議でほんわかした気持ちになる。
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癖のある画なので、読みにくいというのが、第一印象だが、読み終わるとなんだか優しい気持ちになっている。作者の犬に対する暖かい思いが伝わってくる気がした。
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奥さんが亡くなってかつての友達七福神を探し再会する話「七福神再び」と給食バトルの「給食のおばさんホーらい君」がとてもここちよい。お揚げしかださないコンコン給食センターのキャラもかわいいしホーらい君の給食愛、仕事愛がふとわすれてた仕事って好きなことするものだよねという感覚を思い出す...
奥さんが亡くなってかつての友達七福神を探し再会する話「七福神再び」と給食バトルの「給食のおばさんホーらい君」がとてもここちよい。お揚げしかださないコンコン給食センターのキャラもかわいいしホーらい君の給食愛、仕事愛がふとわすれてた仕事って好きなことするものだよねという感覚を思い出す。
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短編集です。表題の大きい犬を始め、ほのぼのとしていてじんわりと心にくる作品が多いです。 犬が好きで犬語を習得した高田くんってのが本当ならとんでもないことなのに、些末なこととして扱われててなんだか面白い。
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誰も傷つけない漫画だよと薦められ読んだが、納得。ただただほのぼの。全編大きい犬であって欲しかったくらいペロが可愛い。
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