昭和こども図書館 の商品レビュー
図書館から借りた本だけど、今後本を借りる時の参考にするために買って手元に置いておこうと思った。科学シリーズの本が気になりすぎる。
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年齢は違いますが、自分の記憶の地下水脈を意識させる本です。学級文庫という大河は、滔々と、脈脈と流れているものなのですね。ピックアップされる本も時代を超えた超名作や、子供文化のなかでもマニアックな本とさまざまなですが、そのすべてが「あるある」ならぬ「あったあった」気分を蘇らせます。...
年齢は違いますが、自分の記憶の地下水脈を意識させる本です。学級文庫という大河は、滔々と、脈脈と流れているものなのですね。ピックアップされる本も時代を超えた超名作や、子供文化のなかでもマニアックな本とさまざまなですが、そのすべてが「あるある」ならぬ「あったあった」気分を蘇らせます。立花隆に「ぼくはこんな本を読んできた」という本がありますが、知の巨人でない普通の人々にも「ぼくはこんな本を読んできた」はあるのだ、と当たり前のことを改めて感じ入りました。オカルトやUFOに混じって、作者の感情移入が激しいのがミルンの「クマのプーさん」。訳者の石井桃子への評価も含めて奇跡とか魔術とか持ち出して『語り得ぬ圧倒的な「幸福感」』とひれ伏しています。そのポイントが「幼年期の終わりの文章化」です。考えてみれば、この本そのものの出発点も「幼年期の読書の顕在化」だったりして、作者の大切にしていることのピュアさが伝わってきます。一貫した、ひょうきんな語り口の裏は熱いものだと思います。もう一点、熱いポイントは「戦後民主主義」が生み出した「戦後民主主義教育のための子供向けの本」への拒否感。斉藤隆介「ベロ出しチョンマ」を拒絶する項など、自分が先生の気にいるような読書感想文を書いたことを思い出し、考えさせられました。戦中派の親世代が無理矢理渡そうとしたバトン、たぶん誰も持ってないのかもしれませんね…
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そして、ここからまた 読みたくなる本が増えるという。 積読解消してないのに墓穴掘ってる。 自分より少しだけ上世代だね。 大人の本は多少年齢が違っても同じだけど 小学生の頃のブームは1学年違っても大きい。 特に「よみもの」じゃない系の本は 知らないものも多かったけど それはそれ...
そして、ここからまた 読みたくなる本が増えるという。 積読解消してないのに墓穴掘ってる。 自分より少しだけ上世代だね。 大人の本は多少年齢が違っても同じだけど 小学生の頃のブームは1学年違っても大きい。 特に「よみもの」じゃない系の本は 知らないものも多かったけど それはそれで「こんなんもありだったのか」と 興味深く眺めました。 『恐怖の心霊写真集』て!(笑)
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自分とは世代が違うからか、ほとんど知らなかった。名作というわけではない物を紹介してくれるのはとてもありがたい。子供の頃読んだもので頭に残っているものが、オカルトや怖い話、強烈な一枚絵のある本なのは自分と共通していて、皆そうなのかな、と思った。 なんか自分が覚えている本 ・ぼくの...
自分とは世代が違うからか、ほとんど知らなかった。名作というわけではない物を紹介してくれるのはとてもありがたい。子供の頃読んだもので頭に残っているものが、オカルトや怖い話、強烈な一枚絵のある本なのは自分と共通していて、皆そうなのかな、と思った。 なんか自分が覚えている本 ・ぼくのおじいちゃんのかお ・なおみ ・もこもこもこ ・ファミコンソフトを買えずに死んでしまった少年がゲームの中から飛び出してくる話(何か覚えてない)
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著者さんの年代が近いっぽいせいか メチャクチャ、懐かしいを連呼(笑) 表示にもある、カロリーヌ、宇宙へいくなんか お気に入りだった本だった気がする。 そして、この本を読んだ後、 古本屋で見つけて、即ゲットした(笑)
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微妙に世代が違うので ほぼピンと来ないし、いかんせん 文章が面白くなさすぎる。 そもそも今でも読めるとうたいながら 絶版も多いし。 ムーミンやバーバパパ、ぼくは王様や ズッコケ三人組シリーズ、まんが日本の歴史、 ミステリーやホラーを子供向けにリライトして 夢中になってよんだあのシ...
微妙に世代が違うので ほぼピンと来ないし、いかんせん 文章が面白くなさすぎる。 そもそも今でも読めるとうたいながら 絶版も多いし。 ムーミンやバーバパパ、ぼくは王様や ズッコケ三人組シリーズ、まんが日本の歴史、 ミステリーやホラーを子供向けにリライトして 夢中になってよんだあのシリーズとか 今読みたい懐かしい本は載ってなかった。 これはレモンの匂いですか。 いいえ、夏ミカンですよ。 には衝撃を覚えた。何十年ぶりだけど これ知ってる‼️という衝撃…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全く覚えのない本もちらほらあったけど「あぁ!これあった!!」と思わず声をあげてしまうものも結構あって面白かったです。 「ミニレディー百科」シリーズ、懐かしいなぁ。占いとかおまじないとかよく参考にしてたっけ。 「科学のアルバム」シリーズ、唯一買った「モンシロチョウ」は30年以上たった今も実家にある なぁ。 「イシダイしまごろう」、全然知らなかったけどすごく読んでみたくなった!
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普通物語を物す時は主義主張が香りすぎないよう調整するが、児童文学に置いては伝えたい気持ちの強さ(プロパガンダ)に、平易な言葉しか使えないことも相まって、しばしば匂いが甚だしくなる。そういった臭気が、返って子供を遠ざけたり、よくわからないながら魅了させたりするし、また、手を抜いた「...
普通物語を物す時は主義主張が香りすぎないよう調整するが、児童文学に置いては伝えたい気持ちの強さ(プロパガンダ)に、平易な言葉しか使えないことも相まって、しばしば匂いが甚だしくなる。そういった臭気が、返って子供を遠ざけたり、よくわからないながら魅了させたりするし、また、手を抜いた「子供向き」ではなく、大人に到底作れるとは思えないような真に子供向けの怪作もあったりする。 著者の個人的な思い出の本であり自分とは縁がなかったものも多いが、子供の時に読んだ朧気な記憶と大人になって読み直した感想の乖離や一致に児童文学の面白さや難しさを思う一冊だった。
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