はなになりたい の商品レビュー
4歳になる娘に読む。 致し方なく食べる。それが辛い。 ウサギももう少し大きくなっていて、目の前で両親を喰われていたのなら、このような関係性は結べなかったことが容易に想像できる。 賢いことが幸せとイコールでないことがわかる。 賢くなければ、もたなかった悩み。
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読み聞かせイベントで出会って買いました。肉食のライオンが、うさぎの赤ちゃんに情をうつして育てる。食事はこっそり夜食べる。ある日、自分をライオンだと思っているうさぎが、僕はとうさんと同じライオンだよね?と問いかけてくる。 最初っからどういう話か想像できるよねーと思いながら、読み聞かせイベントに子どもと行ったのだが、読み手がさすがにプロだったので、涙が出ました。そして、「はなになりたい」というセリフが、クライマックスで出てくるのだろうと思ったけど意外と早い段階で出てきて、その意外性も良かった。 私はあのアナウンサーの方ほどには上手に読めませんが、子どもに、一緒にイベントに行ったよね、という思い出を語りながら読んでいます。
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テレビで感動モノと紹介されていたけれど 私は頭をひねった。 ライオンは全く悪くないし、怪物でもない。 他に選択肢がないのに、自らの行動を嫌い死を選ぶことは、切ないなとは思うけど、感動には至らなかった。なんか違う…というモヤモヤが残ってしまった。 『おまえうまそうだな』という 宮西達也さんの本は、同じようでも大きく違うのだ。こちらは大変感動した。
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