ベートーヴェン ピアノ・ソナタの探究 の商品レビュー

野平一郎(著者)

2021/02/03

書いた本人はベートーヴェンのピアノソナタ研究がたくさんある中で新しく著す意味があるかと疑問を感じたこともあったようだが、こういった本を初めて読む者としては大変勉強になったので大きな意義がある。もちろん音楽に詳しくないので消化し切れてはいないが、そもそも音楽を語る言葉に触れることができただけでもよかった。
ちなみに取り上げられているのは１番、７番、８番、１４番月光、１７番テンペスト、２１番ワルトシュタイン、２３番熱情、２６番告別、２９番ハンマークラヴィア、３０番、３１番、３２番。この本を読みながら意識して初めて聴いて曲もあり。きっかけ作りになってくれた。