発達障害の子のためのハローワーク の商品レビュー
キャリアに悩む学生にも参考になる本です。 自分の分野では就職先がない、親がこの進路以外認めないという時の息苦しさ、将来への不安がある中で、少しでも自分の興味を探していくために、仕事を探すのにむいているかもしれません。 また実際に、就労支援の現状なども触れているので、参考になりま...
キャリアに悩む学生にも参考になる本です。 自分の分野では就職先がない、親がこの進路以外認めないという時の息苦しさ、将来への不安がある中で、少しでも自分の興味を探していくために、仕事を探すのにむいているかもしれません。 また実際に、就労支援の現状なども触れているので、参考になりました。 また読み直したいです。
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発達障害と一口に言っても、特徴は多種多様。IQも多様。 この本ではそれぞれの特性を持った5人の子どもたちに向いてそうな仕事を紹介しています。例えば「ゲームを作る仕事ならこれ、鉄道に関する仕事ならこれ」という感じです。 5人の子どもたちは ・自閉スペクトラムでIQの高い子 ・多動...
発達障害と一口に言っても、特徴は多種多様。IQも多様。 この本ではそれぞれの特性を持った5人の子どもたちに向いてそうな仕事を紹介しています。例えば「ゲームを作る仕事ならこれ、鉄道に関する仕事ならこれ」という感じです。 5人の子どもたちは ・自閉スペクトラムでIQの高い子 ・多動のないADDで手先の器用な子 ・ADHD特性がっつりで、体育が得意で勉強が苦手な子 ・学習障害で勉強が苦手だけどパソコンが大好きな子 ・ひとなつっこい知的ボーダーの子 という子どもたち。なんとなく自分の子に近そうな子に勧められている仕事をみるとかなり参考になります。 また、仕事を探すという観点から、「自分探し中」の大人にも参考になるかも。正直私も「こんな仕事があったんだ!」と驚いたものも。
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発達障碍児=クリエイター向きという思い込みが世間的にはが、子どもたちに働くことの意味と現実を見させてくれる良著。 ASD、ADD、ADHD,LD(ディクレシア)、知的ボーダーという各タイプごとの、各種業界での適性職種を紹介している。 巻末のキャリア教育項目。 「適職」を探すよりも、周囲とのマッチング。 就労にあたっての注意事項、職種よりも企業規模や職場の雰囲気が大事。一般枠と障害者枠、障害年金についても触れられており、労働コンサルや行政・福祉職員が読んでも役立つ。 職業スキル獲得のために限定的な体験をさせずに、幅広く「働く力」を身に着けさせることが、将来を豊かにするポイントという言葉が印象深い。会社の人間関係が嫌だから、安易に在宅の仕事しようとか、家事手伝いのままフリーターのままでいいとか、専業主婦(主夫)になりたい願望の人が大人になっても多いが、将来の貧困老人の増加と生活保護とで、国の社会福祉はパンクするだろう。 自立していくために、自分の適性を考えながら仕事を選ぶ、社会に必要とされるために働くという、意識改革が重要だ。
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