悪女の品格 の商品レビュー
主人公のめぐみが小学校から陰湿ないじめを平気でやるような嫌な女で、29歳の今も三股かけてしかも相手を金勘定や仕事で選ぶような生活している。そんな中、めぐみは昔のいじめをなぞらえたような犯罪に巻き込まれ…という筋書きで、めぐみの過去や現在がメインの第一章は読むの止めようかと思うくら...
主人公のめぐみが小学校から陰湿ないじめを平気でやるような嫌な女で、29歳の今も三股かけてしかも相手を金勘定や仕事で選ぶような生活している。そんな中、めぐみは昔のいじめをなぞらえたような犯罪に巻き込まれ…という筋書きで、めぐみの過去や現在がメインの第一章は読むの止めようかと思うくらい胸くそ悪くなる話が続いたが、謎解き(犯人探し)メインになってくるあたりからはうっすら犯人がわかる展開ではあるものの、面白く読んだ。 准教授、大人すぎるだろう。
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関係性の歪さとラストに向かうまでの心情が丁寧に描写されていたのと主人公の最初の妖艶な印象から少しずつ仮面がとれていくように印象が変わっていくのが良かった。
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なかなかこれは読んでて引き込まれる話だった 小学校の時のいじめっ子 社会人になってからの人間関係 丁寧にうまく書かれている いじめられた側は決してそれを忘れない そしていじめる側に回っていたとしても忘れないものがある 最後の一言に救われた気がしたけど やっぱり許せないな
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3人の恋人を器用に転がし贅沢な生活をする主人公のめぐみ。 そんな彼女に起こる様々な事件。その事件には小学校時代に行ったいじめが関係して…。といったかたちで進むストーリー。 主人公があまりにも屑過ぎて気持ち悪いのだが、終盤にかけて転落していく様は、自業自得かつ痛快。 結局見せかけの...
3人の恋人を器用に転がし贅沢な生活をする主人公のめぐみ。 そんな彼女に起こる様々な事件。その事件には小学校時代に行ったいじめが関係して…。といったかたちで進むストーリー。 主人公があまりにも屑過ぎて気持ち悪いのだが、終盤にかけて転落していく様は、自業自得かつ痛快。 結局見せかけの友情、人間関係のこじれってところという感じ。 総じて真木くんの辛い時期を乗り越えて成功した人間としての貫禄。親の権力を笠にし見せかけだけ飾っただけの屑共とは雲泥の差でした。 結局品格ってなんだったんだろ。
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光岡めぐみ、29歳。かつての同級生たちと3人同時に付き合い、器用に転がし貢がせている。 しかし、監禁や薬品混入など次々と狙われるようになり、婚活パーティーで知り合った山本と共に犯人を絞り込んでいくが・・・。 「悪女の品格」というタイトルだが、悪女でもないし、品格もない。 犯人探...
光岡めぐみ、29歳。かつての同級生たちと3人同時に付き合い、器用に転がし貢がせている。 しかし、監禁や薬品混入など次々と狙われるようになり、婚活パーティーで知り合った山本と共に犯人を絞り込んでいくが・・・。 「悪女の品格」というタイトルだが、悪女でもないし、品格もない。 犯人探しはそれなりに面白かったが。 (図書館)
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タイトルはイケテナイ。というか、よくわからない。品格って? ストーリーはまぁまぁ楽しめた。多分いじめられていた子の今があぁだから辛い部分もそれなりに読めたんだろうな。つーか、いじめられた子がいい人すぎる。 2018.2.3
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルに違和感。めぐみには品格なんてないし、悪女とも言えないような…。 10年恨み続けるとかは確かに無理だけど、やられた事は忘れないから、真木くんのようになるかな?あと小学生の授業で塩酸はないでしょ(笑) ちょっと、期待はずれでした。
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なにが品格なものか。 大人になって忘れてるから許されるとか、友人がいなかったことで、かわいそうで許されるとか、ありえないし。 文章自体は読みやすいし、先も気になって読めましたけど、テーマと結末がどうにも中途半端な印象。 タイトルがかけ離れすぎてて、個人的には?でした。
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小学生の頃のいじめの仕返しを30手前でされる話。結構な犯罪がスルーされてるのが気になる。うさんくさい准教授はうさんくさいままだった。
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「悪女の品格」 辻堂ゆめ ★★★☆☆ 娯楽作品としては面白いです。しかし、ミステリーとしては一手足りません。 ひとえにフェアすぎることが原因です。犯人は容易に推理できてしまいます。だから驚きが少ないのがもったいないのです、驚きあってのサスペンスだと思うんだよね。 そもそもの疑問...
「悪女の品格」 辻堂ゆめ ★★★☆☆ 娯楽作品としては面白いです。しかし、ミステリーとしては一手足りません。 ひとえにフェアすぎることが原因です。犯人は容易に推理できてしまいます。だから驚きが少ないのがもったいないのです、驚きあってのサスペンスだと思うんだよね。 そもそもの疑問もエピローグで綺麗に回収してくれます。ここもよく読むと書いてあるというフェアっぷり。 「このミス大賞」受賞後も外れなく作品を刊行している辻堂さんの次回作も期待です!
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