祝言島 の商品レビュー
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大学生、九重 皐月は最愛の母に勧められたバイト先「ベドラムクリエイティブ」で、テープチェックの仕事をすることになる。 ビデオテープの内容は、2006年に東京で発生した未解決事件「十二月一日連続殺人事件」の関係者それぞれの目線でつくられた再現ドラマだった。 そして、無関係に見える関係者達の共通点は、昔は存在したはずだが、今は存在しない島として都市伝説となっている「祝言島」だった。 ビデオテープを介して、過去と現在が混ざり合っていく。 もしも、過去の事件の再現ドラマが、真実に基づいて作られたら、さらに混乱してしまいそうだ。なんとも歪で、さらに不気味なものになるだろうなぁ。 物語には多くの人物が登場するが、読みながら抱くそれぞれの人物の容姿や印象は、話が進むにつれ、消失し、統合されていく。 そして、最後にはアイスピックの先に集約される。 そんな感じでした。
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真実と虚構を行ったり来たりする感覚が心地良いミステリー。 イヤミスっていうほどイヤミスか?ってなってたけど、後になって話を振り返れば十分イヤミスだったかもしれん……。 個人的にこの本のトリックがめっちゃ好き。気づいた時には「まじかぁー」ってなった。
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話をあちこちに飛ばしつつ、一本の糸で結んでいく手腕は流石である。 人の怖さや醜さ、厭なものはなるべく見ずに過ごしたいがこの小説はそれを真正面からぶつけ続けている(真梨幸子作品が大体そんな感じなのだが)。 伏線がどうなるのかと不安に感じつつ読んでいたが、結末では思わず感嘆の声をあげ...
話をあちこちに飛ばしつつ、一本の糸で結んでいく手腕は流石である。 人の怖さや醜さ、厭なものはなるべく見ずに過ごしたいがこの小説はそれを真正面からぶつけ続けている(真梨幸子作品が大体そんな感じなのだが)。 伏線がどうなるのかと不安に感じつつ読んでいたが、結末では思わず感嘆の声をあげそうになった。小さくまとまっているが面白い。
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終盤までイッキ読みでしたが、終盤がなんか大きく広げた風呂敷を乱暴にたたまれたような感じで……。 12月1日に3人殺され、どうも祝言島という、地図からも消された謎の島が関わっているらしく……。 説明にもありますが、相関図を書きながら読んだ方がいいです。(特に終盤)
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真梨さんは一番好きな作家さんなので、するすると心地よく読み終えることができました。9人というワードが出てきて、「あれ!?それって…」と登場人物紹介を見返したときは手に汗握りました。他の方の感想に共感するところもありますが、私にとってはとても傑作だしこの作風が大好きなんだと感じました。
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途中までは面白く読んだのですが、終盤につれて失速というかオチが残念でした。最近こういうオチを持ってくる作品が結構あると思いますが、ストンと納得できるのなら良いのですが、真梨さんだと期待してしまうので、ちょっと不完全燃焼かな。
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真梨さん、いつものように登場人物多数で、話が複雑で理解するのがやっとだった。けど、終わってみると単純というか強引というか、この辺もいつも通り。それでも、なぜか好き。今回設定は地図にも載っていない島。むこれだけでわくわく。それに古い因習や都市伝説とか。もりもりの内容な上に、伏線回収...
真梨さん、いつものように登場人物多数で、話が複雑で理解するのがやっとだった。けど、終わってみると単純というか強引というか、この辺もいつも通り。それでも、なぜか好き。今回設定は地図にも載っていない島。むこれだけでわくわく。それに古い因習や都市伝説とか。もりもりの内容な上に、伏線回収の後半とか、もう大学の授業くらい勝手にバンバン進んでいくので付いていくのに必死。脳みそがついてこない。これがクセになってる気もする。真梨中毒。
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孤虫症のように、祝言島ってのは題材として惹きつけられました。 終盤近くまで、どうなるんだろうと気になり面白く読み進めたけど、最後の最後の伏線を回収していく段階で、何だか強引というか、そういう事なのかといった納得感が全く感じられなかった。真梨作品好きなのに、コレは私にはイマイチでし...
孤虫症のように、祝言島ってのは題材として惹きつけられました。 終盤近くまで、どうなるんだろうと気になり面白く読み進めたけど、最後の最後の伏線を回収していく段階で、何だか強引というか、そういう事なのかといった納得感が全く感じられなかった。真梨作品好きなのに、コレは私にはイマイチでした。残念。
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登場人物が多いですね。読んでてなんだかよく分からなくなりました。笑 真梨幸子さんのことなので、どこで騙されているのだろうと思い読みました。サラ・ノナは何かありそうな人物でしたが、まさか…。無理やりすぎませんか?読み終わってもなんかピンと来なかったです。
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