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孟徳と本初 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2022/02/27

「曹操」「袁紹」 共に人の体温を感じられて良い読み物だった。 演義で主人公とされる、 劉備・関羽・張飛の評がなかなかツボでした。

Posted byブクログ

2019/01/12

曹操孟徳と名家の袁紹本初の官渡の戦いを描く、共に花嫁泥棒で過ごした青年時代の友がお互いに認め合いながら互い国の統一を目指し下に降られず官渡の戦いにもつれ込む。袁紹は絶対的な戦力で曹操を凌駕するも部下郭図の裏切りにより負ける。三国志(劉備、曹操、孫権)の前筋で呂布亡き後、関羽が一時...

曹操孟徳と名家の袁紹本初の官渡の戦いを描く、共に花嫁泥棒で過ごした青年時代の友がお互いに認め合いながら互い国の統一を目指し下に降られず官渡の戦いにもつれ込む。袁紹は絶対的な戦力で曹操を凌駕するも部下郭図の裏切りにより負ける。三国志(劉備、曹操、孫権)の前筋で呂布亡き後、関羽が一時曹操の下で戦い劉備がコウモリの如く曹操、袁紹に降り漁夫の利を獲るべく爪を研ぐ好感を持てない。

Posted byブクログ

2018/07/14

官渡の戦いまでを、孟徳と本初の視点から描く。 互いの腹をさぐり合う訳だが、それに見合う心理描写も丁寧にされており、良き作品であった。

Posted byブクログ

2017/09/24

★2017年9月24日読了『孟徳と本初 三国志官渡決戦録 』吉川永青著 評価B 孟徳とは、曹操孟徳のこと。本初とは袁紹本初のこと。 若い頃に友として働いた二人だが、曹操は、宦官の孫としてその苦労はたたき上げに近いものがあった。 一方、袁紹は、名家の跡取りとして、順調な昇進、さら...

★2017年9月24日読了『孟徳と本初 三国志官渡決戦録 』吉川永青著 評価B 孟徳とは、曹操孟徳のこと。本初とは袁紹本初のこと。 若い頃に友として働いた二人だが、曹操は、宦官の孫としてその苦労はたたき上げに近いものがあった。 一方、袁紹は、名家の跡取りとして、順調な昇進、さらには清廉という自らの声望も加わって出世を遂げる。 この二人が、結局、三国時代前の中原での争いで覇権を争い、お互いに友を傷つけたくないという思いを持ちつつも、 歴史に残る官渡の戦いで相まみえることとなる。その戦いに焦点を合わせた珍しい歴史小説である。 官渡の戦いは、寡兵の曹操が、調略や謀略の限りを尽くして派手に大逆転をしたのかと思っていたのだが、実際は大変な危機的状況を乗り切って勝利したことがよくわかった。袁紹軍の食料庫を探り出して襲撃したことは描いていたが、中国のテレビ番組では、その辺りの大苦戦はあまり深く触れていなかった覚えがある。 この勝利の後、曹操は、大きく勢力を伸ばし、三大勢力の一角として魏を建国し、覇を唱えていく。 私が中国駐在時には、所用で近くを通ったことがあり、古戦場へ行ってみたが、今はもちろんただの田舎町であった。

Posted byブクログ