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世界一の珍しい鳥 の商品レビュー

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2017/10/02

1903年生まれ阿波徳島藩16代当主蜂須賀正氏侯爵のネイチャードキュメンタリーエッセイ。筆者の母は徳川慶喜の娘なので最後の将軍の孫でもある。鳥類学者で2代ロスチャイルド男爵の友達。表紙がドド(dodo)なので世界一珍しい鳥がドードーみたいなミスリードがあるが、本文世界的に珍しい鳥...

1903年生まれ阿波徳島藩16代当主蜂須賀正氏侯爵のネイチャードキュメンタリーエッセイ。筆者の母は徳川慶喜の娘なので最後の将軍の孫でもある。鳥類学者で2代ロスチャイルド男爵の友達。表紙がドド(dodo)なので世界一珍しい鳥がドードーみたいなミスリードがあるが、本文世界的に珍しい鳥は、絶滅したと思われていた鳥ノトーニス(takahē)が当時1948年に発見されたというホットば話題になっている。現在では鳥というと山階侯爵という感じですが、その山階侯爵の使者として世界各地に標本採集に冒険するのも大変面白い。アメリカのピーボディミュージアム(イェール大学のほう)で見たドードーの標本って蜂須賀侯爵のんやったんやねぇ。何度か通って拝見しましたが、なんとなくじわーっと感動。ほんの数十年前なのに、ものすごく大変感がある。面白いのはP137中国でのマーケットの様子。頭が拳ぐらいのニシキヘビが35円で人間の子供が笊に入れて売られているのが30円なので蛇としては非常に高額だと書かれている。なんでも売ってるんやな、、。ていうか、蛇より安かったんや、、人間の子供。もちろん鳥関係の面白い話も多いが、鳥以外の話も面白かったです。

Posted byブクログ