春夏秋冬〈自然〉に生きる の商品レビュー
9年の歳月をかけて吉野の山中で千日回峰行を行っても、それが終われば日常に戻り里の行に入るといいます。 そして、里の行には終わりがない。 「人間関係のなかで揉まれて人は失敗をし、人に迷惑をかけ、また、かけられながら成長していく」(p.98)という塩沼さんのお師匠の言葉。 修行をす...
9年の歳月をかけて吉野の山中で千日回峰行を行っても、それが終われば日常に戻り里の行に入るといいます。 そして、里の行には終わりがない。 「人間関係のなかで揉まれて人は失敗をし、人に迷惑をかけ、また、かけられながら成長していく」(p.98)という塩沼さんのお師匠の言葉。 修行をする、しないではなく、日常生活も修行も原理は同じ、いかに一日一日もひたむきに生きるかが大切なのかなと思いました。 最近では、「私の千日回峰行」と心の中で決めて、どんなに疲れていても体調が悪くても、毎日15分だけは仕事に必要な勉強をする、と決めて、小さなことでも毎日続けることを目標にするようになりました。 「つらいことも苦しいことも、胸のうちにときおりうかぶ『なぜじぶんがこんな思いをしなければならないんだ』という嘆きもすべて受けとめて、呑みこんで、日々の生活をきざむ」(p.126) 以前に読んだ、草薙龍瞬さんの本にも同じようなことが書いてあり、一見すると理不尽なように思えてしまうのですが、その気持ちを乗り越え受け入れることができれば、心の持ち方としては上記の内容が、自然なのかもしれません。 1話1 話は10頁ほどで短いですが、日常への向き合い方のヒントをいただけたような感じがします。
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昭和43年、仙台生まれ、塩沼亮潤氏、吉野山金峯山寺で千日回峰行をされたそうです。「春夏秋冬<自然>に生きる」、2017.7発行です。読み始めてすぐ「しょってる」感じ、普通の人よりむしろ俗っぽく、とても修業した人には感じられませんでした。内容はとても理屈っぽいです。頭が良くて、自己...
昭和43年、仙台生まれ、塩沼亮潤氏、吉野山金峯山寺で千日回峰行をされたそうです。「春夏秋冬<自然>に生きる」、2017.7発行です。読み始めてすぐ「しょってる」感じ、普通の人よりむしろ俗っぽく、とても修業した人には感じられませんでした。内容はとても理屈っぽいです。頭が良くて、自己主張が得意な方と見受けました。上から目線を感じるし、どことなく恩着せがましさも感じます。私との相性の悪さに尽きると思います。失礼しました。
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自分が幸せだと感じられることが大切だと思った。 常に笑顔。ネガティブな考えをしない。常に自分を省みる。 人が言うことを聴くには、慈悲の心、人徳、理にかなった判断が必要。
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