OPTION B の商品レビュー
ページをめくるたびに涙が溢れて、なかなか先にすすまず、、、1カ月くらいかけてゆっくり読みました。。。
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最愛の夫をなくしたシェリルサンドバーグ自身の体験をベースにその周りの人、世界で困難な状況にある人たちの話を織り交ぜながら苦難な状況に対するレジリエンスの育み方を紹介している。 失意のどん底ともいえる状況から新たな「普通」の状態にたどり着くまでの姿が10章をかけて描かれている。 彼...
最愛の夫をなくしたシェリルサンドバーグ自身の体験をベースにその周りの人、世界で困難な状況にある人たちの話を織り交ぜながら苦難な状況に対するレジリエンスの育み方を紹介している。 失意のどん底ともいえる状況から新たな「普通」の状態にたどり着くまでの姿が10章をかけて描かれている。 彼女ほどの辛い経験はしたことがないけれども、自分の中で辛かった経験から前半の半分にはかなり共感した。一方後半に関しては子どものレジリエンスについての章があることを抜きにしてもなかなかその考え方にはならないなと思う部分もあって、まだ自分は「普通」にたどり着けていないのかもしれないと思った。
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非常に感銘を受けた。 3つのPへの対応を具体例だらけで、いつものアメリカの本のようにね、説明してくれた。 2度読み必須
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折れた後の「次の手」 ● 「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」 完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない 騒音実験が教えてくれるように、「ボタン」は問題を解決しなくても、そこ...
折れた後の「次の手」 ● 「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」 完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない 騒音実験が教えてくれるように、「ボタン」は問題を解決しなくても、そこにあるだけでプレッシャーを和らげることができる
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夫を亡くして、あまりにも辛くて、なにかないかと思って検索したらこの本があったので読んだ。 書いてある通りの心境で、「こうするといい」とかの方法論の前に、「同じ心境の人がいる」ことに安心感を覚えて心が癒された。 まだ亡くして1ヶ月なのでまだまだ次のステップとはいきそうにないけど、何...
夫を亡くして、あまりにも辛くて、なにかないかと思って検索したらこの本があったので読んだ。 書いてある通りの心境で、「こうするといい」とかの方法論の前に、「同じ心境の人がいる」ことに安心感を覚えて心が癒された。 まだ亡くして1ヶ月なのでまだまだ次のステップとはいきそうにないけど、何かを楽しむことへの罪悪感は少なくなったと思う。 先日夫が生前お世話になった方々へ挨拶周りをしたのだけど、「彼は内緒で○○してたっていつも言ってた」「お小遣いが少ないって愚痴をこぼしてた」「最近ダイエットしてたの、あれが悪かったんじゃない?」と言われ、最悪だった。恐らく彼との思い出として言ってるんだろうけど、私への悪意のように思えてしまって、散々泣いてようやく挨拶に回ったのにまた寝込むハメになった。 落ち込んでいる人に対してなにをしたらダメなのかが分からない人は読んだ方がいいと思う。
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レジリエンスを育てる方法や考え方が、夫を亡くした筆者の実体験を豊富に交えながら具体的に書かれた本です。 自分自身は意外と実践していることがあったりしてそこまで新しい発見はありませんてしたが、辛いことがあったらこの本をまた読んでみようと思えました。
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■感想: 読むべきです!翻訳も素晴らしくとても読みやすかった。辛い出来事が「自分のせいだけではない、すべてではない、ずっとではない」ことを心に留めたい。 アメリカ人の冗談のセンスが好き。 ■メモ: ・完璧な人生なんてありえない。何らかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。 ・3つのPが苦難からの立ち直りを妨げる。 ①自責化:自分が悪いのだと思うこと、②普遍化:あるできことが人生のすべての側面に影響すると思うこと、③永続化:あるできことの余波がいつまでも続くと思うこと ・ひどいことが起こったとき、「もっと悪い事態が起こっていたら」と想像することが救いになる。 ・悪い行いをしてしまったからといって、悪い人間になったわけではない。 ・喜びは自分の中から生まれる。 ・幸せは、大きさよりも頻度のほうが大切。 ・喜びの瞬間に目を向けるには、意識的な努力が必要である。人はポジティブなことよりもネガティブなことに注意を払うようにできているからだ。 ・子供は自分に与えられた機会や、親、保護者、教師、友人たちと築く関係を通じて、レジリエンスを育む。この4つの核となる信念を持てるよう手助けするべき。①自分の人生は自分である程度コントロールできる、②失敗から学ぶことができる、③自分はひとりの人間として大切な存在である、④自分のために役立て、他人と分かち合うことのできる強みが自分にはある。
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経験知としてもっていたレジリエンスの手法が言語化されており、普遍性を確認。個人の腹落ちに繋がった。 備忘録 ・日記は考えを思いつくままにひたすら書き出す「ジャーナリング」であり、心の鎮静化と自己対峙に役立つ。トラウマ体験を言語化し、自分への思いやりを持つことは心の回復につながる。但し、悲劇や危機の直後は感情を処理しきれず逆効果をもたらすことがある。 ・幸福と成功をつかむには自信が欠かせない。自分を信じ、怖がらなければ何ができるか考え、実行に移す。 ・自分の身の丈に合った期待を持ち、自分に厳しくしすぎない。 ・
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大切な人を失ったときに、どう悲嘆をコントロールするか、レジリエンスを強くするか。 Lean inでパートナーの大切さをかいていたので、親友でありよき理解者だったパートナーを突然失ったあとどのように過ごしているんだろう、と怖いながらも手に取った。 大切な人を失った人にかける言葉をい...
大切な人を失ったときに、どう悲嘆をコントロールするか、レジリエンスを強くするか。 Lean inでパートナーの大切さをかいていたので、親友でありよき理解者だったパートナーを突然失ったあとどのように過ごしているんだろう、と怖いながらも手に取った。 大切な人を失った人にかける言葉をいつもなくしてしまうけど、すごく参考になった。特に日本人は気をつかいすぎて、言わないようにしていることが多い気がするので、いつでもいるよ、と声をかけることだけでもだいぶ違う。 ・立ち直りを妨げる3つのPを遠ざけること 自責化 Personalisation 普遍化 Pervasiveness 永続化 Permanence ・部屋のなかのゾウを追い出す ・レジリエントな子供を育てる ①自分の人生はある程度自分でコントロールできる ②失敗から学ぶことができる ③自分は一人の人間として大切な存在である ④自分のために役立て、他人とわかちあうことのできる強みが自分にはある 弔辞の文章が素敵だったなぁ。デーブの人となり、そして愛情を表していた。これくらい日本でもお葬式に血の通った弔辞があったらいいな。 また訳者の櫻井裕子さんが文中で「母親」「父親」と訳しそうなところを「お母さん」「お父さん」と訳していて、それだけで優しい気持ちになれました。言葉って大事。
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リーインを期待して読む人にはジャンルがかなり違うかも 身近な人を亡くした人が読む本 お金に困っていなくて 周囲に素晴らしい仲間がいる人向け
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